富裕層・ビジネスエリート向けのハイステータスなクレジットカードに、「ラグジュアリーカード」があります。
ラグジュアリーカードは「年会費も高い」のですが、それを上回るVIP向けの特典や、サービス、そして最高の「優越感」が味わえるクレジットカードです。ラグジュアリーカードは他の最高級カードと違い、「希望する方」に、持てるチャンスのあるカードです。つまり、一部のビジネスエリートやエグゼクティブだけでなく、一般的な方でもラグジュアリーカードは持てる可能性があります。
「富裕層」と言われるVIPな方はもちろん、「1度は持ってみたい」、「友人や彼女に自慢したい」、「話の種に」などラグジュアリーカードを持ちたいと考えている方に一読いただければと思います。
どんな人がもっているのだろうと興味のある方にも、ラグジュアリーカードの審査基準を中心に、ラグジュアリーカードの魅力や申込方法などの特徴をご説明します。
ラグジュアリーカードとは?
ラグジュアリーカード(Luxury Card)は、元々アメリカで発行された最高クラスのクレジットカードです。日本では、新生銀行グループのアプラスとBlack Card I ㈱が提携して発行するクレジットカードとなっています。
ラグジュアリーカードは、「米国の本物の富裕層向け」カードが、初めての海外進出として日本で発行されるに至ったクレジットカードです。(なお、もともとの米国での基準は年収4,000万円以上であったとも言われています。日本では、もっと基準が低いようですのでご安心ください)
ラグジュアリーカードは、「MasterCard Gold Card(ゴールドカード)」、「MasterCard Black Card(ブラックカード)」、「MasterCard Titanium Card(チタンカード)」の3種類のプレミアムカードを発行しています。
そして、ラグジュアリーカードの特徴となりますが、その3種のカードそれぞれが、「金属で作られ、特殊な技術を持って作られたカード」となっています。
このラグジュアリーカードの金属製というのは、独自のデザインと、構造に特許を取得しており、重厚感・高級感のあるカードとなっています。一般的なクレジットカードは、プラスチック製の軽い材質ですよね。カード自体はゴールドカードであっても重厚感などはありません。しかし、金属製カードであるラグジュアリーカードには、独特の光沢や手触り、ほんの少しの重さの違いがあります。
この点が、まさしくラグジュアリーカードの大きな特徴と言えます。
ラグジュアリーカードは、通常のクレジットカードと違い、持ったり、触ったりした時の重量感や、質感など、特別さがあります。
そのため、ラグジュアリーカードを持つ人に、特別なステータスを感じさせてくれるカードですし、お買い物や、レストランなどで使用する際にも、会計をするお店の「相手」からも、「おっ!!」と驚かれるクレジットカードとなっています。
ラグジュアリーカードの特徴
それでは、3種のラグジュアリーカードの特徴について説明していきましょう。どのラグジュアリーカードがご自身にとって最も良いかを確認しておきましょう。
<ラグジュアリーカード概要>
MasterCardの種類 | Gold Card | Black Card | Titanium Card |
年会費(税別) | 200,000円 | 100,000円 | 50,000円 |
素材 | 24金 カーボン | ステンレススチール カーボン | ステンレススチール |
ボーナスポイント | 最大3倍 | 最大2倍 | 最大1.5倍 |
トラベル優待 | $500 | $500 | $500 |
エリートステータス | VIP | VIP | VIP |
コンシェルジュ | 24時間可 | 24時間可 | 24時間可 |
▼ラグジュアリーカードの公式ホームページ
ラグジュアリーカードの3種類(ゴールドカード、ブラックカード、チタンカード)の、それぞれが、通常のクレジットカードで言う、ブラックカード級のステータスです。その中でも、ラグジュアリーカードでは、「ゴールドカード」が最上位、その次に「ブラックカード」、「チタンカード」の順番でランク付けされます。
日本の一般的なクレジットカードのイメージは、ゴールドカードまでが、一般の方でも申込できるランクで、そのうえに、ブラックカードがあると考えがちです。実際、他のクレジットカード会社のランク付けはそうなっています。しかしながら、ラグジュアリーカードの最上位はゴールドカードであり、順序が違っています。
このあたり、やや勘違いしてしまいがちです。
ラグジュアリーカードのランクは、「材質」に比例していると考えれば良いでしょう。ラグジュアリーカードのゴールドカードには、表面に24金の加工が施されているのです。材質に応じたランク付けとなっているのが、ラグジュアリーカードの特徴です。
<ブラックカードデザイン>
<チタンカードデザイン>
ワールドエリートとは?
ラグジュアリーカードは、MasterCardの最上級ランクである「ワールドエリート(World Elite)」が認められます。ワールドエリートが認められるのは、ラグジュアリーカードが日本初です。
MasterCardの中でも最上級のクラスであるため、他にない格別のサービスが用意されているのが、ラグジュアリーカードの魅力です。
MasterCardの特典
ラグジュアリーカードを保有すると、それぞれのカードには以下の特典が付与されます。
こういったサービスが付与されているため、ラグジュアリーカードを持つことで、最高のVIP感、格別の優越感、プレミアム感を味わうことが出来ます。
① 特別優待
予約の取りにくいレストランのお席を確保するLuxury Table、そして対象レストランご利用でリムジン送迎(片道)してくれるサービスまであり、そのうえ、料理に関してもコースメニューのアップグレードもしてくれます。
ただでさえ、高級でVIPなレストランで、そのなかで特別待遇までしてもらえるとなれば、想像するだけで「優越感」がすごいことになってしまいます。1度は、奥様や、彼女を連れて、そんな場に行ってみたいですよね。
これらのサービスは、ラグジュアリーカードのなかでも、ゴールドカード, ブラックカードの2つのカードに加えられたサービスです。チタンカードではご利用できませんので、注意してください。
② VIPトラベル
お部屋のアップグレードや、滞在中ご利用いただけるホテルクレジット、アーリー・チェックイン、レイト・チェックアウトなどが可能となります。
より快適にお過ごしいただくためのご優待を世界3,000以上の施設で実施されています。ご自宅を出発してからご帰宅までトータルにサポートしてくれます。旅行好きの方なら、是非、活用したい特別なサービスです。
③ コンシェルジュサービス
国内・海外のネットワークと知識を兼ね備えたコンサルタントが、24時間年中無休で、お客様の様々なご要望を聞いて対応してくれます。自動音声応答もなくスムーズにご対応、メールでもご依頼可能といった、本物のコンシェルジュサービスです。
レストランの予約手配、旅行のプランから大切な方へのギフト提案・購入サポートといったことまで対応してくれるコンシェルジュサービスです。
申込できるブラックカード
以前は、日本国内で申込・入手可能とされていたブラックカードには以下の5種類がありました。
・アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード
・ダイナースクラブ・プレミアムカード
・JCBザ・クラス
・SBIワールドカード
・スルガ Visa Infinite
この5つのブラックカードは、インビテーション制のクレジットカードです。
インビテーション制のクレジットカードとは、クレジットカードの利用実績や、発行会社での取引実績を積み重ねていくことで、発行会社から認められた方にだけ許されるブラックカードです。その際に送られてくる手紙を「インビテーション(招待状)」と呼び、このインビテーションが無いと、ブラックカードを持つことはできませんでした。
つまり、カードの発行会社が、VIP、富裕層を選んでブラックカードの申込資格を渡すわけです。そのため、富裕層になったからと言って、「すぐに」持てる訳でもないですし、「通常の方がブラックカードを持ってみたい」ということも許されませんでした。
それに対して、ラグジュアリーカードの「チタンカード」と「ブラックカード」の2種類に関しては、希望者からの申し込みにより、持つことが許されるブラックカードとなっています(もちろん審査はあります)。
希望者が持つことができるブラックカードとして、VIPの証を早く持ちたいという方に、非常におすすめのクレジットカードがラグジュアリーカードとなっています。*ゴールドカードだけは、ラグジュアリーカードでも申込制ではなく、インビテーション制となっています。
高級感のある金属製カード
ラグジュアリーカードは、ゴールドカード、ブラックカード、チタンカードのそれぞれが金属製であり、多くの特許技術をもって作成された特殊な構造になっています。
ゴールドカードは、24金の純金メッキとカーボン、ブラックカードはステンレススチールとカーボン、チタンカードはステンレススチールで作られています。それぞれのカードの重さは、およそ21g程度であり、通常のプラスチックのクレジットカードに比べ、4~5倍程度の重みがあります。一般的なクレジットカードの軽さではなく、心地よいずっしり感があります。
また、手で触った時にも、金属独特の「冷ややかな触感」があり、通常のクレジットカードと全く違う高級感が、ラグジュアリーカードにはあります。ゴールドカードは、本物の24金が使用されており、さらに圧倒的な高級感のあるカードとなっています。
手軽に持ちたいなら
「ブラックカード」レベルのステータスを持ちたいけど、「年会費の高さが・・」という方には、ラグジュアリーカードのなかの「チタンカード」がおすすめです。
チタンカードなら、50,000円+消費税の年会費で持つことが出来ます。
この年会費であれば、通常のクレジットカードの「プラチナ」水準の年会費です。ラグジュアリーカードでは、チタンカードでも、「Master Card」の「ワールドエリート(World Elite)」が認められます。ワールドエリートは、紛れもないMaster Cardの最上級ランクです。
<参考:Master Cardのランク>
1 | World Elite(ワールドエリート) |
2 | World(ワールド) |
3 | Platinum(プラチナ) |
4 | Titan(チタン) |
5 | Gold(ゴールド) |
6 | Standard(スタンダード) |
マスターカード(Master Card)には、6段階のランクが設けられています。
通常、一般の方が保有するStandard(スタンダード)、さらに、そのうえのGold(ゴールド)から、4段階もうえの最高ランクがWorld Elite(ワールドエリート)です。
ラグジュアリーカードは、この6段階のランクのなかで、最高位に位置するWorld Elite(ワールドエリート)が認められるカードとなります。
ラグジュアリーカードの限度額
ラグジュアリーカードのように、最高ランク、ハイステータスなクレジットカードの限度額がどれくらいになるのか興味のあるところでしょう。ラグジュアリーカードのご利用限度額について解説します。
ラグジュアリーカード(チタンカード)の限度額
100万円~300万円が目安です。
一般的なプラチナカードの平均的な限度額の水準が、約300万円程度と言われています。チタンカードは、ラグジュアリーカードの中では、3位に位置するクレジットカードという点を考慮すれば、納得の限度額といったところでしょう。
ラグジュアリーカード(ブラックカード)の限度額
2位にあたるラグジュアリーカード/ブラックカードの限度額は300万円~500万円の間で設定されます。
さすがの規模といったところですね。
ラグジュアリーカード(ゴールドカード)の限度額
ラグジュアリーカードのなかでも、最上位に位置するゴールドカードの限度額は、500万円以上となります。
さらにその上の上限額は「不明」です。
まだ、ラグジュアリーカードの上限額を知るほどの情報がないこともあると思われますが、ラグジュアリーカード、ゴールドカードの上限額がそもそも設定されているのかもわかりません。
ゴールドカードを持つ方の個別の状況次第では、いくらまで認められるのか、未知の世界とも言えます。但し、少なくても500万円以上であることに間違いはありません。
魅力のコンシェルジュサービス
ラグジュアリーカードの魅力の1つは、24時間対応してくれるコンシェルジュサービスです。
国内、海外どこでも、ラグジュアリーカード会員からの要望に応えてくれます。
そのうえ、コンシェルジュサービスを利用できる時間は、365日、24時間です。
ラグジュアリーカードの会員は、いつでも「コンシェルジュサービス」を利用できます。
なお、コンシェルジュサービスは、ゴールドカード、ブラックカード、チタンカードのどれを申込しても利用できるのが嬉しいところです。このコンシェルジュサービスは、もちろんチタンカードでも利用できます。
さらに、ラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスは、電話でのご相談はもちろん、メールでのお問い合わせも可能です。いつでも、どこでも、電話でもメールでも、相談に乗ってくれるコンシェルジュサービスは大変利便性が高く、ラグジュアリーカードの利用者の間でも、かなり評判の良いサービスとなっています。
例えばこんなサービス
コンシェルジュサービスは、どんな相談にも乗ってくれるプロのコンシェルジュが付いたと思えば良いでしょう。
例えば、レストランの予約や、プレゼントの選択、提案など、必要なことなら、なんでも相談できます。
レストランの例としては、予約の取りにくいレストランを代わりに予約してくれたり、欲しいが、なかなか手に入らないアイテムまで、代わりに手配して購入してくれます。海外旅行のチケットや、ホテルの手配までも行ってくれます。
コンシェルジュサービスは、「私設秘書」のように、様々な対応をしてくれるサービスです。
ポイントプログラム
ラグジュアリーカードにも、通常のクレジットカードと同様、ポイント制度があります。ラグジュアリーカードは、日本国内でのカード利用に対しては、1,000円につき1ポイントが付与されます。
ラグジュアリーカードの1ポイント=5円相当です。
つまり、ラグジュアリーカードの還元率は0.5%ということになります。但し、海外での利用に関しては、1,000円で2ポイントとなり、還元率は1%となります。
ラグジュアリーカードでは、貯めたポイントはギフト券やマイルに交換することができます。ラグジュアリーカードのポイントで交換できるギフト券には、例えば、以下のようなものが用意されています。
Amazonギフト券/600ポイント→3,000円
JCBギフトカード/650ポイント→3,000円
JALマイレージ/1ポイント→3マイル
ANAマイレージ/1ポイント→3マイル
マイルへの交換は登録費・移行手数料が無料でできます。
ラグジュアリーカードのその他サービス
ラグジュアリーカードは、ワールドエリートというMasterCardの最上級だけあって、付与されるサービスも、「最高級」です。
①ラグジュアリー・ラウンジ
ラグジュアリーカードの会員は、ラウンジの国際ネットワーク「ラグジュアリー・ラウンジ」が利用可能です。 ラグジュアリー・ラウンジは世界各都市に展開しています。
コーヒーや紅茶などのソフトドリンクのサービスがあり、Wi-Fiが完備された、高級感のある空間です。
②プライオリティ・パス
プライオリティ・パスを保有していると、空港ラウンジが使い放題です。「プライオリティ・パス」があれば、世界中で、1000か所以上の空港ラウンジサービスを自由に利用できるようになります。
ラウンジでシャワーにはドリンクサービスだけでなく、シャワーまで完備されているなど、快適な空間が用意されています。ラグジュアリーカード保有者は、家族カード会員の方も、プライオリテイ・パスを無料で利用できます。
③リーダーズクラブ会員
ラグジュアリーカード会員は、ザ・リーディング・ホテル・オブ・ザ・ワールドの「リーダーズクラブ会員」の資格を得ることができます。
世界中の最高級なホテルやリゾートが加盟している「ザ・リーディング・ホテル・オブ・ザ・ワールド」のリーダーシップクラブに「無料」で入会する資格が得られます。日本では、帝国ホテル東京やパレスホテル東京といったホテルが加盟しています。
特典には以下があります。
・資格コンチネンタル朝食(30~50USドル相当)が2名無料
・宿泊期間中、客室内インターネットが無料
・ワンランク上のお部屋へアップグレード
・ウェルカムギフト
・リーダーズクラブ会員の限定料金
・リーダーズクラブ会員向け体験ツアー
・リーダーズクラブ会員向け特別イベント
・アーリーチェックイン ・ レイトチェックアウト
といった特典を受けることができます。
④レストランの優待利用
ラグジュアリーカードには、ホテル、レストランで使える特典が充実しています。ラグジュアリーカードの「Luxury Table(ラグジュアリーテーブル)」と言われる特典で、ゴールドカードと、ブラックカードに付与されます。
予約困難なレストランや、名店で、会員専用の優先席を確保してもらうことができます。このラグジュアリーテーブルは、ゴールドカード、ブラックカードのみのサービスとなりますので、チタンカードではご利用できません。
また、最上級のゴールドカードだけがご利用できるお店も用意されており、ラグジュアリーカードのランクによって利用できる範囲に違いが持たされています。
⑤ラグジュアリーリムジン
ラグジュアリーリムジンというのは、ラグジュアリーテーブルを利用する際に、東京23区内のレストランと、東京23区内の指定の場所へ、リムジンで送迎してくれるサービスです(片道のみの利用となります)。
東京23区内であれば、高級なレストランへ、リムジンを使って行くという最高級な経験をすることができます。友人や、ご家族との食事など、こういったラグジュアリーカードの特典を利用することで、最高の高級感や、優越感を味わうことができるでしょう。
⑥ラグジュアリーアップグレード
ラグジュアリーカード会員に、レストランで、コース料理のアップグレードや、ラグジュアリーカード会員限定の、様々な優待を用意してもらえる制度です。
⑦ラグジュアリーダイニング
厳選された、全国約200店舗のお店で、2名以上のコースを予約した場合、1名分を無料で利用できるお得なサービスです。「おいしいお店に行くのが好き」、「たまには奥様や、彼女を連れて豪華なお食事に」といった方に、とても嬉しいサービスです。
⑧ラグジュアリーグローバルダイニング
世界中18か国、330軒以上の人気レストランと提携し、ラグジュアリーカード会員限定の優待が用意されています。
レストランの紹介から予約まで、コンシェルジュが対応してくれます。
⑨ラグジュアリーソーシャルアワー
ラグジュアリーホテルにて、会員限定のテイスティングイベントが定期的に開催され、仕事帰りにワインやシャンパンのテイスティングが楽しめます
ラグジュアリーカードの付帯保険
ラグジュアリーカードには、通常のクレジットカードと比べ物にならないほど、安心感がある保険が付保されています。傷害死亡・後遺障害保険金が海外なら最高1億2000万円、国内では、最高1億円の旅行傷害保険が付保されています。
海外旅行傷害保険は、ラグジュアリーカードの保有者に自動的に保険が適用される「自動付帯」です。
国内旅行傷害保険は、「旅行代金をラグジュアリーカードで決済した場合のみ」に保険が適用される「利用付帯」となります。
海外旅行の場合と、国内旅行の場合で、ラグジュアリーカードの保険適応の要件が異なりますので、注意してください。
海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億2000万円 (家族特約:最高1,000万円) | 1億円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 入院日額5,000円 通院日額3,000円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 入院日額5,000円 通院日額3,000円 |
賠償責任 | 最高1億円 | |
携行品損害1旅行 | 100万円/年100万円 | |
救援者費用 | 500万円 |
航空機遅延・寄託手荷物遅延等費用保険
航空機遅延・寄託手荷物遅延等費用保険というのは、航空便の欠航、遅延、または寄託手荷物の紛失や遅延が発生した場合に必要となる費用を、保険が支払ってくれることです。
ラグジュアリーカードには、航空機遅延・寄託手荷物遅延等費用保険が、国内・海外ともに付保されていますので、飛行機を使う機会が多い方安心です。
他のブラックカード(ダイナースプレミアムやアメックス・センチュリオンなど)では、海外旅行に対して付保されていることはありますが、国内旅行にも適用されているものは少ないのです。ラグジュアリーカードの保険・補償内容は、かなり手厚く、クレジットカードによる保険の安心感は、かなり高いカードとなります。
<航空機遅延・寄託手荷物遅延等費用保険>
乗継遅延費用 | 最高2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 最高2万円 |
受託手荷物遅延費用 | 最高2万円 |
受託手荷物紛失費用 | 最高4万円 |
ショッピング保険
年間300万円のショッピング保険も付保されています。
また、ラグジュアリーカードでの補償期間は、購入してから90日間となります。
ラグジュアリーカードの審査は?
「ハイステータス」、「設定される限度額の大きさ」から、ラグジュアリーカードに加入するための「審査はかなり厳しい」ものとなっています。
但し、一般的なブラックカードは、申込制では無く、インビテーション制です。
ブラックカードを保有したいと思っても、カード会社からのインビテーションが来ない限りは持つことはおろか、申込することすらできません。それに対して、ラグジュアリーカードは、ご自身からの申し出で保有できる可能性があるため、一般的なブラックカードに比べれば、ずいぶん持てる可能性の高いブラックカードと言えるでしょう。
なお、これまでに見られる「口コミ」、「評判」を基にすると、ラグジュアリーカードの「チタンカード」であれば、他社クレジットカードのプラチナ程度の審査基準、ラグジュアリーカード「ブラックカード」も、「チタンカード」より少し厳しい程度の審査基準が設けられているようです。
つまり、チタンカードなら、ブラックカードの中では、比較的「審査に通り易い」部類と考えられます。ラグジュアリーカードのうち、「チタンカード」、「ブラックカード」は、あえて「申込制」を取っています。また、インヴィテーション制のゴールドカードも別に用意されています。
そのため、チタンカード、ゴールドカードに関しては、かなり間口を広げて、保有できる可能性を高めているものと思われます。
ラグジュアリーカードの審査基準
ラグジュアリーカードの審査で見られるポイントとして、「年収」や「年齢」、「職業」といったものが重要となっています。
① 年収基準は?
ラグジュアリーカードから公表されている基準というものはありませんので、審査基準に関しては、口コミや、評判、実際に審査に通過した方からのヒアリングによるものが中心となります。こういった情報を集めていくと、ラグジュアリーカードの審査に通過できる水準として、チタンカードであれば、「700万円~」 となっているようです。
これは、700万円以上あれば、ラグジュアリーカードに「通過できる」というよりも、700万円程度の方で、実際に「チタンカード」に通過している方がいるというものです。
ゴールドカードは別格だと思われますが、ラグジュアリーカードの「チタンカード」、「ブラックカード」は、かなり保有できる基準を広く設定していると思われます。
給与所得者の方などでも、十分に持てる可能性のあるハイステータスカードです。興味のある方は、申込してみることがおすすめです。
② 年齢基準は?
ラグジュアリーカードに入会するための年齢基準は、「20歳以上」で、学生の方は、申込対象外となっています。一般的に、「限度額」が付与されるクレジットカードなどでは、未成年者の申込を制限するものも少なくありません。
特に、ラグジュアリーカードの限度額は大きいので、未成年者のお申込みを制限しているようです。
20歳以上の方の「ご年齢」の考え方としては、前述の年収基準が重視されると考えた方が良いでしょう。
一般的には、20代前半などで、この水準の年収がある方は多くないと思われますので、対象は少なくなります。
③ 職業基準は?
職業に関しての基準はそれほど厳しくないと思われます。
どちらかと言えば、年収700万円以上が実現でき、それが維持できそうな職業であれば、「ラグジュアリーカードの基準に合う」と思って良いでしょう。但し、もちろん「社会的地位」、「ステータス」もポイントとしては見られるようです。
「ライセンス」のある方、経営者、役員など、「社会的地位」の高い方は、年収基準にプラス材料として勘案してもらえるようです。
審査基準とは少し違いますが、ラグジュアリーカードの場合、チタンカードは年会費50,000円+消費税、ブラックカードで、100,000円+消費税の年会費が必要です。
ラグジュアリーカードには、さまざまな特典や、サービスが付与されていますので、しっかりと活用できれば、決して「損する」ということはなく、「お得」、「価格に見合った」カードとなります。しかし、この水準の年会費を「苦にならずに支払っても良いと思える」方が、ラグジュアリーカードに適していると考えれば良いでしょう。
個人信用情報の確認
ラグジュアリーカードの審査では、「個人信用情報」の確認は行われているようです。
個人信用情報というのは、個人ごとの借入状況、返済状況が確認できるサービスで、おもに金融機関が利用するサービスとなります。
ラグジュアリーカードの場合、他社からの借入に対して、「延滞」、「事故歴(債務整理など)」がある方の審査通過は難しくなります。
ラグジュアリーカードの申込方法
ラグジュアリーカードに申込するには、以下のサイトリンクから申込専用サイト(アプラスの公式ホームページ)に移動します。
*ブラックカードと、チタンカードで申込ページが異なります。チタンカードをご希望の場合は、以下のチタンカードのデザインをクリックしてください。
<ブラックカードデザイン>
<チタンカードデザイン>
申込の流れは、以下の4ステップとなります。
①本人情報の入力(名前、住所、お勤め先など)
↓
②本人限定受取郵便について確認
↓
③お支払い口座の登録
↓
④入力内容の最終確認
ここまでの流れで、10分~15分程度といったところでしょう。
申込に関する手続きは、ほとんどWEB上から完結することができます。
審査に要する期間
ラグジュアリーカードに審査に必要となる期間は、「2週間以上」と、かなり長めです。
さすが、MasterCardの最上級クラスだけあって、「簡単」に即日回答とはなりません。
この期間は、結果が気になるとは思いますが、我慢して待つしかありません。
審査結果の回答
2週間程が経過すると、アプラスから結果の回答がきます。
審査に通過した場合には、「登録完了」のメールが来ることになります。
この登録完了メールは、「審査通過」と記載されている訳ではないので、「どっち?」、「どういった意味の連絡?」と疑問に感じますが、実質的にラグジュアリーカードに対する審査通過を意味しています。
これ以外に審査通過をお知らせする案内はありません。
それに加えて、ラグジュアリーカードの規約など、重要事項を記載した手紙も送られてきます。
そして、およそ2週間程度で、待ちにまったラグジュアリーカードが手元に到着します。これで間違いなく、ラグジュアリーカードの審査に通過したことが解ります。
まとめ
ラグジュアリーカードは、間違いなく、クレジットカードのなかでも最高ランクに位置するハイステータスな1枚となります。他のクレジットカード会社と違い、インヴィテーション制でなく、申込制であるという特徴があります。
これまで、一部の富裕層にしか門戸を開いていなかったVIPカードですが、ラグジュアリーカードは、多くの希望者に持つチャンスのあるカードとなります。
1度くらい、最高クラスのラグジュアリーカードを持ってみたい、「話の種にもなる」、「友人や、家族に自慢したい」と言う方にも、試していただきたいカードとなります。
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