カードローンの借入申込するなら借入限度額は高い方がいいのをご存知ですか?
ただたくさん借入できるということだけでなく、金利などの借入できる条件まで良くなります。
こんなお得な借入限度額の高いカードローンを銀行系カードローンで探してみました。
借入限度額が高いと良い理由
そこまで借入する予定はないから、カードローンの借入限度額は低くて良いなんて思ってませんか。
銀行系カードローンなどを中心としてそんなことはありません。
銀行系カードローンを作るなら借入限度額は高く設定しておいた方が良いです。
カードローンの限度額が高い方が良い理由は以下があげられます。
①金利が低くなる
②いざという時の保険
特に重要なのは①の金利が下がることです。
銀行系カードローンでは、借入限度額が大きくなると借入金利が低くなることが意外と知られていません。
例えば、こちら、三菱UFJ銀行の2020年9月現在の借入金利と、借入限度額の一覧です。
借入限度額 | 借入利率(実質年率) |
400万円超~500万円 | 1.8%~6.1% |
300万円超~400万円 | 6.1%~7.6% |
200万円超~300万円 | 7.6%~10.6% |
100万円超~200万円 | 10.6%~13.6% |
10万円以上~100万円 | 13.6%~14.6% |
こちらを見て解る通り、銀行系カードローンでは、借入限度額が大きくなればなるほど借入金利は低下していきます。
そのため、銀行系カードローンに借入申込する時は、借入限度額を大きく設定する方がお得になります。
限度額の高い銀行系カードローン
そもそも、商品内容として、(最大)借入限度額の高い銀行系カードローンをご紹介します。
借入限度額を大きくするためには、そもそも商品内容として、借入限度額の高い銀行系カードローンを知っておく必要があります。
楽天銀行カードローン
銀行カードローンのなかで借入限度額が大きく、最もおすすめの商品は楽天銀行のカードローンです。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)は借入限度額800万円(最大借入額)と高額であることに加え、金利の適用範囲も銀行カードローンのなかでトップクラスに低率となるのが特徴です。
さらに、楽天銀行カードローンは、インターネット上からの申込で手続きが完結でき、一度も店舗に来店する必要なく、カードローンの申込、契約を行うことができます。
最大借入限度額 | 適用金利(実質年率) |
800万円 | 1.9%~14.5% |
・楽天グループのカードローン
・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要
イオン銀行カードローン
イオングループの銀行であるイオン銀行のカードローンからご紹介しましょう。
イオン銀行カードローンの最大借入限度額は800万円とトップクラスの規模です。
イオン銀行カードローンは、そのうえ、適用金利も3.8%~13.8%と業界トップクラスの低さが魅力です。
銀行系カードローンでも、最高金利で、14%以下に設定しているものは多くありません。
最大借入限度額 | 適用金利(実質年率) |
800万円 | 3.8%~13.8% |
住信SBIネット銀行のカードローン
住信SBIネット銀行では、審査結果によって、プレミアムコースが認められると最大借入限度額は1,200万円までとなる特殊なカードローンです。
住信SBIネット銀行のカードローンは、他行に比べてかなり高い最大借入限度額と低金利を実現できる可能性のある銀行系カードローンです。
銀行系カードローンでも、最大借入限度額が、1,000万円を超えるほど高いものはそれほどありません。
プレミアムコースの適用金利は、1.59%~7.99%の範囲内と、銀行系カードローンのなかでも、トップクラスの低金利設定です。
最大借入限度額 | 適用金利(実質年率) |
1,200万円 | 1.59%~7.99% |
東京スター銀行のカードローン
東京スター銀行のカードローン「スターカードローン」も最大借入限度額の高い、銀行系カードローンです。東京スター銀行のカードローン「スターカードローン」の最大借入限度額は、1,000万円です。
店頭型銀行で借入できる銀行系カードローンとしては、トップクラスの借入限度額となります。
東京スター銀行カードローンの適用金利は、1.8%~14.6%です。
最大借入限度額 | 適用金利(実質年率) |
1,000万円 | 1.8%~14.6% |
東京スター銀行のカードローンは店頭型の銀行ではありますがインターネットからの手続きで完結できます。
東京スター銀行のカードローンなら来店不要、対面なく借入申込です。
24時間受け付けてしていますので、ご自宅から手続きできます。
審査で借入限度額に影響
最大借入限度額が高い銀行系カードローンであっても、審査に通過できなければ意味がありません。
銀行系カードローンの借入限度額を高くするなら審査をいかにクリアするかが非常に重要です。
銀行系カードローンの審査で、最大借入限度額に影響する重要な要素は、年収、職業、勤務先での雇用形態、勤続年数、年齢、家族構成といったものです。
収入の安定性が重要
銀行系カードローンの審査では、収入の安定性が非常に重要です。
カードローン審査で求められる収入の安定性とは、現在の収入が今後も継続して続いていくと期待できるかどうかです。
そのためには、雇用形態(正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パートなど)と、勤続年数の両面から評価されます。
勤続年数は、銀行系カードローンの場合、1年以上あることが望ましいでしょう。
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年収と既存借入の影響
既に他の銀行系カードローンや、消費者金融から借入があればそちらも影響します。
銀行系カードローンの審査では、他からの借入の状況も勘案したうえで、借入限度額を設定されることになります。
総量規制の限度額への影響
銀行系カードローンの借入限度額に、もっとも影響を与えるものに総量規制という考え方があります。
総量規制とは貸金業法という法律に含まれる一部であり、個人が無担保で借入する際に借入限度額に制限を設けています。
総量規制では個人が借入できる限度額を年収の3分の1までに制限しています。
既に、他の銀行系カードローンや、消費者金融で借入があるなら、そちらの借入限度額を差し引いて考える必要があるのです。
法律上は銀行は総量規制の対象ではなく、銀行系カードローンであれば総量規制の制限に関係なく借入を行うことができるのですが、最近はそうでもありません。銀行を取り巻く環境も厳しくなっており、銀行は自主規制として、総量規制に準じた運用を行うようになっています。
そのため、銀行系カードローンであっても、総量規制の影響を受け、年収の3分の1という制限を受けていると思っていた方が良いでしょう。
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契約後に限度額を増額できる
もし、銀行系カードローンの審査で、思った通りの借入限度額を確保できなくても諦める必要はありません。
一旦、銀行系カードローンを契約したうえで、後日、借入限度額を増額するという方法もあります。
どうしても銀行系カードローンでは、最初の借入時の審査基準は厳しくなりがちです。]
一旦、銀行系カードローンを契約して、利用状況を見ながらの増額であれば、認めてもらえるという可能性もあるのです。
限度額を増額するタイミング
銀行系カードローンを増額するには、銀行に増額申込をすることになります。
しかし、いつ増額申込をしても良いというものでもありません。銀行系カードローンの増額申込をするには、それに適したタイミングがあります。
銀行系カードローンの借入限度額の増額申込をするにあたっては、以下の点がポイントとなります。
①カードローン契約後6ヶ月以上経過している(最低条件)
②カードローン契約時から年収が増加(望ましい)
③カードローン契約時から既存借入額が減少(望ましい)
銀行系カードローンを契約後6ヶ月以上経過しているというのは、最低限必要な条件となります。
大抵の銀行では、契約後、6ヶ月以上経過していることを、借入限度額の増額申込の条件としています。
年収の増加や、既存借入額が減少していると、先ほどの総量規制の観点から、銀行系カードローンの借入限度額を増額できるポイントとなります。
但し、他銀行の借入額の減少は、カードローンの場合、借入限度額が残っていると減少したとは見なされません。
他社のカードローンは、完済して、解約していることが、他借入の減少と見なされる条件となります。
増額審査のポイント
一旦契約している銀行系カードローンの借入限度額の増額申込であっても、審査は行われます。借入限度額の増額審査のポイントを解説しましょう。
銀行系カードローンの借入限度額を増額するうえで、重要なポイントは、既に保有している銀行系カードローンの取引歴です。取引歴というのは、以下の以下のような点のことを指します。
①実際にカードローンを使用して借入していること
②借入後の返済を延滞・遅滞なく行っていること
銀行系カードローンの増額審査では、返済履歴をかなり細かく確認されます。
数日単位での返済遅れであっても、審査にマイナスとなり、増額が認められなくなることもありますので、注意しておきましょう。
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まとめ
銀行系カードローンで借入するにあたっては、借入限度額を高く設定できた方がメリットは多くなります。
借入金利もなりますし、いざという時の保険にもなります。
銀行系カードローンの借入限度額を高くするためにはいくつかのポイントがあります。
そもそも、設定している借入限度額の高い銀行を選ぶほか、審査をいかにクリアするかが重要となります。
こちらを参考に、上手に、銀行系カードローンを活用しましょう。
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