急ぎで事業資金を調達したい時や、銀行の融資審査に落ちてしまった時に活用したいのが「ファクタリング」です。
ファクタリングは即日~翌々営業日程度で資金調達が可能であり、さらに、銀行融資とは異なる審査基準を持ちます。
そのため、銀行の融資審査に落ちた方でも、資金調達できる可能性は十分にあります。
しかし、ファクタリングを取り扱う会社のなかには「悪徳業者」と呼ばれる会社が存在します。
今回は、そんな悪徳ファクタリング会社に騙されないための極意を取り上げます。
こちらの極意を抑えれば、安心・安全にファクタリングを利用できるようになります。
悪徳ファクタリング会社に騙されないことは、ファクタリングを上手に活用するためのポイントです。
騙されると危険!!
悪徳ファクタリング会社に騙されると危険です。悪徳ファクタリング会社は、資金調達を希望するファクタリング利用者から、必要以上の金銭を要求します。
ファクタリングでは、ファクタリング会社に支払う手数料(銀行融資では利息に相当)を支払います。
悪徳ファクタリング会社は、本来必要となるファクタリング手数料の相場を超えるような水準の手数料を要求したり、必要以上の諸費用を請求したります。
さらに悪徳なファクタリング会社になると、審査や、準備などの名目で、先に諸費用を支払わせておいて、そのままファクタリングを行うことなく逃げてしまう方もいます。
悪徳ファクタリング会社に騙されると、ロクなことになりません。高すぎる手数料で資金調達することになりますので、利益を大幅に減少させてしまう原因にもなります。
自分は悪徳ファクタリング会社に騙されることが無いと思っている経営者は注意が必要です。
通常、ファクタリングを利用する時は、緊急の資金調達が必要な時であり、「慌てている」ことが多くなります。
そのため、多少不利な条件であったり、「おかしいかも?」と感じていても引くことができず、悪徳ファクタリング会社を利用してしまうのです。
中小企業経営者や、個人事業主などは、「悪徳ファクタリング会社」を見抜くためのポイントを知ることと、悪徳ファクタリング会社を利用しないための方法を知っておく必要があります。
☆ファクタリング業界で最も知名度・利用実績が豊富
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適用金利・手数料など | 2%~(ファクタリング手数料) |
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所要時間 | 最短即日での現金化 |
その他優遇など | 2社間・3社間ファクタリングも利用可能 |
資金調達限度額 | 3億円 |
利用できる方の条件 | 個人事業主・法人ともに可能 |
なぜ悪徳ファクタリング会社がいるの?
ファクタリング会社のなかに、悪徳な会社が存在する最大の理由は、「規制する法律」、「免許」が無いからでしょう。
銀行や、貸金業者であれば、規制する法律が存在します(銀行法や、貸金業法など)。
法律に違反すると罰則があったり、監督官庁からの監視もありますので、悪質業者に対する抑制力となります。
一方、ファクタリングを規制する法律というのは存在していません。
ファクタリングは、ただの売掛金の売却と見なされており、資産を売却する(ファクタリング会社は購入)だけであるため、特に規制する法律が無いのです。
そのうえ、ファクタリングを利用する経営者の多くは急いでいるため、非常に騙されやすい状況にあるのです。
急いで資金調達しなければいけないなか、不利な条件や、高額な費用を請求されても、やむなく承諾してしまうことが多いのです。
悪徳ファクタリング会社の特徴は?
悪徳ファクタリング会社に騙されないために重要なのは、悪徳ファクタリング会社の特徴を知って、理解しておくことです。
悪徳ファクタリング会社の詐欺手口を知っていれば騙されにくくなります。
ここでは、悪徳ファクタリング会社が利用することの多い、騙しの手口をご紹介します。以下は、悪徳ファクタリグ会社を見抜くうえで注目したい項目となります。
<悪徳業者を見抜くポイント>
- 見積もり/条件提示
- ファクタリング手数料
- ファクタリング契約書
- 支店/事業所/担当者
①見積もり/条件提示
ファクタリングを利用するにあたっては「ファクタリング手数料(金利のようなもの)」以外にも、諸費用がかかります。
通常のファクタリング会社であれば、原則「実費」を請求するうえ、ファクタリング条件を提示する際に、諸費用の見積りを提示します。
一方、悪徳ファクタリング会社の場合、事前に見積もりを提示しない、もしくは「口頭」で曖昧に提示したうえで、後日、聞いていたよりも、はるかに「高額な請求書」を提示します。
悪徳ファクタリング会社は、ファクタリングの諸費用を「実費」ではなく、本来必要無い金額を上乗せして請求するため高額になります。
②ファクタリング手数料
通常のファクタリング会社に比べ、悪徳業者のファクタリング手数料は高額になります。
本来、対象となる「売掛金」の信用力に応じて、ファクタリング手数料の金額も異なるのですが、悪徳ファクタリング会社は、「雑」な審査・査定を行っていますので、一律高額な手数料となったりします。
さらに、悪徳ファクタリング会社の場合、条件提示を意図的に遅らせることもあります。
ファクタリング利用者が資金調達を急いでいることを悪用し、高額な条件であっても、飲まざるを得ないタイミングまで条件を教えないのです。
③ファクタリング契約書
悪徳ファクタリング会社の場合、ファクタリング契約書内に利用者にとって「不利な項目」を紛れ込ませようとします。
そのため、利用者はファクタリング契約書の内容をしっかりと確認しておく必要があります。
しかし、悪徳ファクタリング会社は、「事前に内容を確認させない」ようにすることがあります。
例えば、契約前にファクタリング契約書の内容確認をさせないとか、もしくは、事前にもらっていたひな形と、実際の契約書を交換してしまうといったことが起こります。
④支店/事業所/担当者
悪徳ファクタリング会社は、支店/事業所/担当者にも特徴があります。
悪徳ファクタリング会社の場合、支店/事業所が実在しないことが多いのです。
ホームページを確認して、所在地が記載されていても、実際にその場所に訪問してみると、従業員が働いている気配が無いということがあります。
さらに、従業員の対応が雑であったり、質問をしても「丁寧な説明」をしてもらえないことがあります。
基本的には「サービス」という意識がないため、対応が悪く、活気もありません。
以上を整理すると、悪質ファクタリング会社に騙されないポイントは以下の通りになります。
悪徳ファクタリング会社を見抜くポイント
項目 | 一般のファクタリング会社 | 悪徳ファクタリング会社 |
諸費用の額 | 原則実費請求 | 高額な費用請求/曖昧な項目 |
費用請求 | 事前に見積もりを提示 | ファクタリング後に提示 |
契約書 | 事前に確認可能 | 確認させない/差し替える |
事務所 | 事務所が実在 | 事務所が実在しない |
従業員 | 対応が良い/丁寧に説明してもらえる | 説明/対応が雑 活気がない |
悪徳会社に騙されない方法
悪徳ファクタリング会社の特徴は以上となります。
これらのポイントを押さえておくことで、悪徳ファクタリング会社を見抜き、事前に注意することができます。
以降では、これらのポイントを活用して、「実際に」悪徳ファクタリング会社であることを早期に見抜き、騙されないための対策についてご説明します。
相見積もりを活用する
相見積もりとは、単独の1社だけでなく、複数のファクタリング会社を並行して相談/仮申込することです。
各社の対応方法や、条件提示を「比較する」ことができます。
ファクタリング会社1社だけと相談していると、「怪しい」、「おかしい」、「高額」と気付きにくくなります。
複数の会社に並行して相談することで、他社と対応が異なる会社を見抜きやすくなります。
さらに、相見積もりを活用すると、特定の1社の条件が悪くても、「資金調達に焦っている」という状況に関わらず、断りやすくなります。
他の数社から利用する会社を選べば良いので、悪徳会社に足許を見られ、不利な条件を押し付けられにくくなります。
ファクタリングを利用する際には、「相見積もり」の活用は必須といっても良いでしょう。
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資金調達限度額 | 3億円 |
利用できる方の条件 | 個人事業主・法人ともに可能 |
知名度の高い会社を活用する
ファクタリング業界自体は「歴史の浅い」業界です。
さらに、事業資金の調達ですので、一般消費者向けのCMなどが行われることもないため、誰もが知る知名度の高い会社は存在していません。
しかし、そんな中でも、しっかりと調べれば、ファクタリング実績の豊富な会社などが見つかります。
実績の多い会社は、「口コミ・評判」といった利用者の感想などを確認することができるため、利用しやすくなります。
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以上のような、大手ファクタリング会社や、口コミ・評判を活用してファクタリング会社を選ぶことで、悪徳業者に騙される危険性は低下します。
費用請求書の事前提示を依頼する
ファクタリング会社に対しては、ファクタリング手数料などの条件提示と同時に、支払う必要のある諸費用は、「費用請求書」として書面で事前に提示するように依頼しましょう。
事前に提示されない費用は支払わないことを明確に表現することが大切です。
これらのやりとりを、口頭ではなく、メールなど、記録の残る方法で行っておくのが良いでしょう。
契約書を事前に確認する
ファクタリング契約書を事前に取り寄せ、内容について良く確認しておきましょう。
ファクタリング利用者に不利となる項目が契約書に盛り込まれていないかを確認しておく必要があります。
もし、素人で解りにくいと思われるようであれば、弁護士・行政書士などの専門家に相談するのも良いでしょう。
また、事前確認した契約書を原本として使用するか、もしくは契約締結時に、事前確認したものと同じ内容であるかを確認することも大切です。
事業所/支店を事前確認
利用するファクタリング会社の事業所を直接確認しましょう。
ファクタリング会社のなかには、インターネット上からの手続きや、出張査定など対応してもらえ、一度もファクタリング会社の事務所に出向くことなく契約できる会社もあります。
しかし、事前の面談や、契約時など、1度は事業所に出向く機会は設けましょう。
先方が拒否したとしても、別の機会に直接周辺から状況を確認してみるのも良いでしょう。
怪しい、悪徳なファクタリング会社というのは事務所を見ればある程度解ります。
そもそも、ホームページなどに記載されている住所地に行っても、それらしい事務所が無かったり、マンションの1室ということもあります。
手数料などの相場を知る
ファクタリング手数料や、諸費用など、ファクタリングを利用する際の一般的な相場を理解しておきましょう。
相場を知っておくことで、悪徳ファクタリング会社が提示する「高すぎる」費用や、手数料に気付くことができます。
また、相場を知って騙されないためには、相見積もりでファクタリング業者を比較することも大切です。
相見積もりというのは複数のファクタリング会社に同時並行的に相談して、それぞれの会社から見積もりを取得することです。
複数会社の見積もりを比較すれば、手数料が高すぎる会社などは自然と判明します。
なお、相見積もりとしては、2~3社程度の比較をするのが良いでしょう。
関連記事:ファクタリング手数料の相場は?
GMO PAYMENT GATEWAY
GMOペイメントのポイント
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☆東証一部上場会社のファクタリング【GMO BtoB 早払い】
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適用金利・手数料など | 1.0%~10.0%(ファクタリング手数料率) |
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所要時間 | 最短2営業日 |
その他優遇など | 2社間・3社間ファクタリングも利用可能 |
資金調達限度額 | 1億円 |
利用できる方の条件 | 法人のみ(個人事業主は利用不可) |
GMOペイメント ゲートウェイ(GMO PAYMENT GATEWAY)の最大の特徴は一部上場企業であるということです。
これまでファクタリング会社は中小規模の会社が多く、一部上場企業による参入はありませんでした。
しかし、近年、GMOペイメントゲートウェイや、OLTA、ビートレーディングなど、比較的大手と言われる会社の参入が増加しています。
もちろん、一部上場企業のファクタリング会社ですので、安心して利用できるのが大きなメリットになります。
▼GMOペイメントゲートウェイのファクタリングが選ばれる理由
■GMO ペイメントのファクタリング概要
会社名 | GMO PAYMENT GATEWAY |
上場区分 | 東証一部上場(ファクタリング業界では稀) |
サービス名称 | GMO BtoB 早割り |
利用できる方 | 法人企業 |
調達可能額 | 100万円~1億円 |
ファクタリング手数料の水準 | 1.0%~12.0% |
債権譲渡登記 | 不要 |
対象となる売掛金 | 支払いまでの期間が6ヶ月以内の売掛金 |
譲渡禁止特約付き債権の取扱い可否 | 買取可能 |
ファクタリング方式 | 2社間ファクタリングの取扱い可能 |
現金化までの時間 | 最短2営業日 |
大手ファクタリング会社で安心して利用できるところを探しているなら「GMO PAYMENT GATEWAY」のファクタリングサービスがおすすめです。
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所要時間 | 最短2営業日 |
その他優遇など | 2社間・3社間ファクタリングも利用可能 |
資金調達限度額 | 1億円 |
利用できる方の条件 | 法人のみ(個人事業主は利用不可) |
MSFJ
おすすめ度:SS
MSFJも安心して利用できるファクタリング会社です。
MSFJのファクタリング手数用は、ホームページ上でも上限が公表されており、安心して利用できるのが特徴です。
MSFJのプレミアムファクタリングでは、手数料率は1.8%~6.8%の範囲内で最大5,000万円までの資金調達に利用できます。
☆業界最低水準の手数料率
☆スピード審査に対応
☆他社からの乗り換えも可能
適用金利・手数料など | 1.8%~9.8%(ファクタリング手数料率) |
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所要時間 | 最短1営業日での現金化 |
その他優遇など | 手数率は業界最低水準で審査通過率90% |
資金調達限度額 | 30万円~5,000万円 |
利用できる方の条件 | 個人事業主・法人ともに可能 |
ビートレーディング
おすすめ度:A+
ファクタリング業界のなかで知名度が高く、口コミ・評判の良い会社がビートレーディングです。
東京、大阪、福岡の支店があり、出張対応・出張査定も行ってくれますので、全国から利用可能です。
また、ビートレーディングでは、自営業者の申込や、小口のファクタリングも利用可能なのもメリットと言えます。
☆ファクタリング業界で最も知名度・利用実績が豊富
☆全国対応可能
☆かんたん5秒の簡易診断サービスあり!
適用金利・手数料など | 2%~(ファクタリング手数料) |
---|---|
所要時間 | 最短即日での現金化 |
その他優遇など | 2社間・3社間ファクタリングも利用可能 |
資金調達限度額 | 3億円 |
利用できる方の条件 | 個人事業主・法人ともに可能 |
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ファクタリグの利用可否を知る
ファクタリングを活用する場合、例え緊急の資金調達であっても、少しでも低い手数料の会社を探したいところでしょう。
そのためには、複数のファクタリング会社を比較しながら、条件の良い会社を探していくことになります。
その1つの方法として、「資金調達プロ」の売掛金仮査定を活用することがあげられます。
資金調達プロとは、ネット上のサービスで、利用者にあう資金調達先を提案してくれるサービスです。
資金調達者側での利用料負担などはありません。
資金調達プロでは、短時間でファクタリングの利用可否を診断してくれるサービスと、複数のファクタリング会社の中から、利用者の条件にあった会社を選んでくれるサービスを提供しています(登録手続きは1回のみで同時に行ってくれます)。
資金調達プロの良い点は、あくまでの事前相談であるため、提案される条件に満足できなければ利用する必要が全く無いことです。
資金調達プロが一次として選んだファクタリング会社のなかから提示を受けるため、「悪徳ファクタリング会社」にあたる可能性も低くなります。
安心して利用できる会社
悪質なファクタリング会社に騙されないためには、そもそも、ファクタリング実績が豊富であり、口コミ・評判の良いファクタリング会社のなかから、2~3社程度に同時並行で相談されてみるのが良いでしょう。
以下に、評判が良く、利用実績の多い、安心して利用できる優良ファクタリング会社をご紹介します。
まとめ
ファクタリングは、急な資金調達が必要となった中小企業や、個人事業主/自営業者におすすめの資金調達方法です。
上手に活用すれば、緊急の資金調達に対応できるだけでなく、銀行融資の審査に落ちた方も利用できるなど、資金調達手段を多様化することができます。
しかし、ファクタリング会社の中には、「悪徳業者」が多数存在するため、騙されないことが大切です。
悪徳ファクタリング会社に引っかかると、高額な手数料を請求されたり、詐欺まがいの手口にあうこともあります。
こちらでご紹介したポイントを押さえて、上手にファクタリングを活用しましょう。
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