既にカードローンを保有していて、カードローンの金利は少しでも低い方が良いという方に、カードローンの借入金利を実際に下げる方法をご紹介します。
一度契約したカードローンの金利は下がらないなんて思っていませんか?そんなことはありません。銀行で実際に「うまく対応してカードローン金利を引き下げる方をたくさんみてきましたので、やれることはたくさんあります。
カードローンの金利は下げれる!
一度契約したカードローンの金利は固定されていて、そこから「下げることが出来ない」、「下げようと交渉して銀行などから解約されたら困る」なんて思っていませんか。
そんな心配は不要です。カードローンの金利は、下げることができますし、実際に下げた方はたくさんいます。
但し、そのためには、カードローン金利を下げるためのコツをしっかりと理解して、実践する必要があります。
カードローンの借入金利は10%以上になることも多く、この金利を下げることで得られる利益は非常に大きいですよね。
カードローンの金利を下げるためのポイントは意外と知られていません。
今回は、このポイントを解説いたしますので、是非、活用してください。
借入限度額を増額すると金利が下がる?
銀行カードローンなど、カードローンの金利設定の特徴はご存知ですか。
銀行カードローンは、「借入限度額が大きくなるほど金利が下がる」仕組みになっているのです。
ちょっと不思議な感じがするかもしれませんが、金融機関にとっては、「大きな金額を借入できる方=優良顧客」ということもでもあります。借入金額が多いほど、信用は低下しそうな気がしますが、銀行カードローンにおいては、逆なのです。
銀行カードローンでは、借入限度額を大きく設定できる方とは、信用力の高い方となります。そのため、「大きな借入限度額を作れる=信用力の高い方(年収の高い方など)→ VIPとしてカードローンの借入金利を下げる、という流れになります。
そのため、銀行カードローンでは、出来るだけ大きな借入限度額を作ることが、低金利での借入につながり、金利を下げることができます。
具体例で確認
実際に、三菱UFJ銀行のカードローンの例を見てみましょう。
三菱UFJ銀行のカードローンの適用金利は、1.8%~14.6%(2019年10月時点)に設定されています。
しかし、このカードローンの適用金利は、借入限度額の大きさでランク分けされているのです。
例えば、三菱東京UFJ銀行のカードローンの借入金利は、借入限度額に応じて、以下の5段階に区分されています。
①借入限度額を100万円以下、適用金利は、13.6%~14.6%
②100万円超、200万円以下の借入限度額なら、10.6%~13.6%
③200万円超、300万円以下の借入限度額で、7.6%~10.6%
④300万円緒、400万円以下の借入限度がで、6.1%~7.6%
⑤400万円緒、500万円以下の借入限度がで、1.8%~6.1%
上記を見れば、借入限度額が大きくなる方が、金利は低く下げられていっていることが解りますよね。
つまり、カードローンの借入限度額を増額すれば、借入金利は下げることができるのです。
カードローンを1枚のみ保有している方はもちろん、複数のカードローンを保有している方も、1枚のカードローンに「まとめて1本化」して、銀行カードローンの借入限度額を増額させた方が、金利が下げることができてお得です。
カードローンを複数枚に分けてしまうと、金利で損してしまうことが多いので、注意しましょう。
ここからは、カードローンの借入限度額を増額させ、金利を下げるための、具体的なポイントを解説します。
<関連記事:セレカで借入限度額を増額する方法>
>>静岡銀行カードローン(セレカ)で借入限度額を増額する方法
借入限度額を増やす方法
カードローンの金利を下げるためには、借入限度額を増やす必要があるということが解ったところで、どうすれば借入限度額が増額できるのかが重要となります。 ・楽天グループのカードローン
カードローン借入限度額を増額するためには、銀行などに対して、借入限度額の増額申込をすることになります。
ここで大切なのは、カードローンの借入限度額の増額を申込できる方には、一定の制約が設けられているということです。
カードローンの借入限度額を増額申込できる方の要件としては、
①カードローンの契約を締結後、最低6ヶ月以上経過している
②カードローンを契約後、延滞していない
①は期間の問題ですので、6ヶ月を経過するまで我慢する必要があります。
②は実際に借入限度額を増額しようとする銀行だけではなく、他に借入があるなら、そちらを含めて、延滞を行ってはいけません。
・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要
カードローンの借入限度額の増額申込を受けると、個人信用情報を確認される他、現在の取引歴を確認されます。
延滞歴があると、借入限度額の増額をして金利を下げるどころか、むしろ、信用の悪化を通じて、金利をあげられてしまう可能性もあります。
1日単位の返済遅れも含めて、絶対に延滞してはいけません。
カードローン増額の申込方法
カードローンの借入限度額を増額するには、増額の申込をしたい旨を、銀行などの借入先に対して、電話すれば大丈夫です。新規のカードローンの借入申込をするよりも、ずっと簡単です
所得証明書の再提出を求められることがありますので、準備しておく必要がありますが、その2点を行えば、借入限度額の増額申込を行うことができます。
カードローンの借入限度額の増額であれば、審査に通過すれば、再契約なども不要です。
借入限度額の増額が反映されれば、金利も、すぐに下げることができます。
なお、カードローンの借入限度額の増額方法については、以下で、大切なポイントをもっと詳細解に説にしていますので、参考にしてください。
<関連記事:限度額を増額する方法>
>>カードローンで借入限度額を増額する手続きや申込の方法
おまとめローンを活用
次は、借り換えを活用して、カードローンの金利を下げる方法です。
簡単に言えば、「借り換え」、「おまとめ」として使用可能で、かつ「金利の低い」カードローンを借入して、既存のカードローンを借り換えしてしまうというものです。
低金利なカードローンに借り換えますので、金利を下げることができます。
ここで、「金利を下げる」という目的に最も適した、借り換え資金として使用可能なカードローンをご紹介いたします。
イオン銀行カードローン
1つ目は、イオン銀行カードローンをおすすめいたします。
イオン銀行カードローンは、最大借入額800万円で、適用金利は、3.8%~13.8%(年率)の範囲内で借入できるカードローンです。
上限金利、13.8%というのは、銀行カードローンのなかでも、トップクラスの低金利です。
また、イオン銀行カードローンは、「借り換え資金」として使用が認められていますので、借り換え・おまとめとして使用して問題ありません。さらに、嬉しいのは、(口コミ・評判として)イオン銀行カードローンは、審査に通過しやすいカードローンと言われています。
それは、イオン銀行カードローンは、通常の銀行カードローンで審査に通過するのが難しい、パート・アルバイトといった方のご利用も積極的に推奨されており、他の銀行カードローンに比べて、借入できる方のハードルが低いと言われていることです。
低金利で借入できるカードローンが、比較的、高い確率で借入できるなら、相当に活用してみたいカードローンですよね。
(なお、実際の審査結果は、それぞれの事情によりますので、必ず通過するというものではありません)
<関連記事:おまとめローン審査のポイント>
>>おまとめローンを利用するための申込方法や審査のポイントをご紹介
アイフルのおまとめローン
次に、消費者金融からの借入が多い方に、もっとも適した「おまとめローン」として、アイフルのおまとめローン(「おまとめMAX」)をご紹介します。
アイフルのおまとめローンの適用金利は、12.0%~15.0%(年率)であり、一般的な銀行カードローンの金利水準とほぼ同水準で借入することができます。一般的な、消費者金融カードローンの、適用金利上限は18%です。
そのため、消費者金融のカードローンで借入している方であれば、アイフルおまとめローンを活用することで、金利を下げる効果が期待できます。
また、アイフルは消費者金融です。一般論となりますが、消費者金融の審査基準は、銀行カードローンに比べて低く、審査に通過する可能性が高いと期待できます。
また、こちらのアイフルのおまとめローンですが、「貸金業法にもとづくおまとめローン」となっています。
これは、総量規制による借入上限額に関係なく、借入できるというものです。
☆アイフルのカードローン
☆審査はWEBで完結・来店不要
☆郵送物一切なし。誰にも知られずに申込も可能
借入可能額(最大) | 800万円 |
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適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査・融資まで最短25分 |
その他優遇など | 最大30日間利息0円 |
<関連記事:総量規制とは?>
>>消費者金融からの借入に影響する総量規制とは?
アイフルのおまとめローンを活用すれば、借入金利を下げる効果があります。
(こちら中規模の消費者金融ですが、比較的審査に通り易く、13%までの低金利でおまとめが可能なローンです ↓)
<関連記事:借金を一本化する方法>
>>おまとめローンを活用して借金を一本化する方法
銀行へ金利を下げるように交渉する
カードローンの借入金利を下げるための3つ目の方法です。
こちらは、もっとシンプルな方法となりますが、借入している銀行、消費者金融に対して、借入金利を下げるように交渉するものです。
カードローンの適用金利は、審査によって決定されます。
しかし、一旦金利が決定して、カードローンの借入契約を締結した後も、銀行や消費者金融は、借入人の取引状況を確認しています。そして、取引状況の良い、優良な顧客には、是非、自分達のカードローンの取引を継続して、借入を続けてもらいたいと思っています。
そのため、こういった優良顧客からの金利交渉であれば、ある程度、カードローンの金利を下げる結果も期待できます。
但し、大前提として、銀行や、消費者金融から、「優良顧客」と認められる必要があります。
優良顧客と認められる条件
銀行や消費者金融から、カードローン契約で、優良顧客と認められるためには、以下の2つのポイントがあります。
①借入が、相当程度行われている
②借入後の返済が、約定通りに行われ、延滞が無い
銀行が、カードローンで、優良顧客と認める主な方法はこの2つです。
①は実際に借入が行われるということです。銀行としても、カードローンを契約して、全く利用していない方は、それほど良い顧客とは言えません。
そもそも、借入しない人から、借入金利を下げる交渉が行われても、交渉に応じる意味がありません。
②これが最も重要です。カードローンでは、借入した後の返済を、延滞することなく、しっかりと返済する方を、もっとも大切にします。
逆に、数日であっても、延滞を行ってしまう借入人は、銀行や、消費者金融にとっても、積極的に借入して欲しい方ではありません。こういった方では、カードローンの金利を下げる交渉は難しいでしょう。
☆WEB申込なら来店不要で申込完結
☆郵送物不要、WEB完結で誰にも知られず申込可能
☆24時間申込可能
☆2020年オリコン ノンバンクカードローン部門第1位
借入可能額(最大) | 500万円 |
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適用金利・手数料など | 4.5%~17.8%(実質年率) |
所要時間 | 最短即日 |
その他優遇など | 30日間利息0円(初回利用日から30日) |
まとめ
カードローンは、他の借入に比べて、金利の高い借入となりがちです。
一般的には、10%以上の金利で借入することも多い商品です。
しかし、やはり金利が高い借入というのは、もったいないですよね。
金利を下げることができるなら、できるだけ下げたいところです。
カードローンの金利を下げる方法はありますので、うまく活用して、有利に借入できるようにしましょう。