フリーターや、アルバイトといっても、正社員以上に長く勤務されていたり、責任を持って働いている方もいます。それに、日本では働き方も多様化しており、アルバイトとして働いている方の割合も増加しています。
銀行で求められる申込人の条件
銀行から借入できる商品のうち、比較的審査基準が甘くて(借入がしやすい)、アルバイトが借入しやすい、カードローンをご説明いたします。
まずは、銀行が貸出対象として判断する基準を見てみます。
銀行のカードローンでは、どの銀行においても、借入できる方の条件として、似通った条件を設けています。それは、以下の2点となります。
①満20歳以上(未成年者でない)
②安定的な収入がある
①については、未成年者の場合、法律上、単独で借入契約が出来ないということもあっての規程となります。
法律から言えば、婚姻したり、親の同意があれば、未成年者の借入契約も可能となりますが、正直、銀行ではトラブルの原因ともなるため、一律未成年者からの借入申込を受付ていません。
②借入申込においては、年収を申告する必要がありますが、それだけではなく、勤務先の情報や、勤続年数も審査の判断材料となります。
借りることは可能です!!
フリーター、アルバイトの方であっても、前述の条件を満たしていれば、借入できる可能性は十分にあります。
条件を満たしている方とは、満20歳以上で、フリーター、アルバイトであっても、特定の勤務先に長く勤務しており(最低でも1年以上、出来れば2年)、収入が安定している(月毎の収入の変動が大きすぎない、働いている月と働いていない月があるなど)ことが求められます。
例えば、日雇いで働いており、勤務先が安定していないうえに、仕事のある月と無い月がある方は、安定性が低いと判断されてしまいます。特定の勤務先で勤務していても、勤続年数が短い(1年未満)と、銀行の審査に通過するのは難しくなってしまいます。
審査に通りやすくする方法
パート、アルバイトの方が銀行カードローンで借入するにあたっては抑えておきたいポイントがあります。以下に、パート、アルバイトの方が借入するためのポイントを解説します。
勤続年数を長くする
パート、アルバイトの方が銀行カードローンの審査に通過するためには収入が安定的であると認められる必要があります。しかし、パート、アルバイトの方は短期間で退職してしまう方も多いため、収入が不安定と見なされてしまうことがおおいものです。
こういった問題を回避するためには、勤続年数を長くすることが有効です。
例え、パート、アルバイトの方でも勤続年数が2~3年と長くなってくれば、継続的に働くことのできる方と見なされ、収入が安定していると判断されやすくなります。
借入件数は2件以内
銀行カードローンの審査では既存借入の状況も確認されます。そして、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠などの無担保借入が多い方は審査に通りにくくなります。
特に、正社員に比べて収入が低くなりがちなパート、アルバイトの方は借入件数が多いと審査に通りません。
パート、アルバイトの方が銀行カードローンの審査に通るためには、既存借入件数を最大でも2件以内に抑えておく必要があります。
過去に延滞歴がない
銀行のカードローン審査では個人信用情報を確認します。
個人信用情報とはカードローン申込人の既存借入の状況や、過去の延滞歴、自己破産などの債務整理の履歴が確認できるものです。
そして、個人信用情報を確認した結果、過去に延滞歴や債務整理の履歴がある方は審査に通らなくなります。こういった履歴は一度個人新情報に登録されると、その後、5~7年程度の期間は残り続けることになります。
以降の借入が出来なくなるリスクを避けるためには、既存の借入に対して延滞や自己破産を行わないようにする必要があります。
借入申込する銀行選びが重要
銀行で借入出来る可能性が高いと言っても、どこでも知っている銀行に相談すれば、良いというものではありません。極力、借入できる可能性を高くするためには、申込する銀行も、良く選ぶ必要があります。
一般的な審査の厳しさから言えば、銀行と、消費者金融では、銀行の方が上となり、やはり審査に通過しにくくなります。
そして、銀行内でも、大手都市銀行の審査基準は厳しく、その他のネット専業銀行などの方が審査には通過しやすくなります。
<関連記事:地方銀行カードローンの審査は甘い?>
パート・アルバイトの借入限度額
パート・アルバイトの方が銀行カードローンを申込する場合、どれくらいの金額を借入することができるのでしょうか。少しでも多く借入したいと考えている方にとって、銀行カードローンの借入限度額を知っておくことは大切です。
パート、アルバイトの方が銀行カードローンに新規申込する場合、借入限度額の上限は10万円~30万円程度になるのが通常です。銀行によって借入限度額の基準は異なりますが、最も大きい限度額の銀行でも50万円程度が上限となります。
おすすめの銀行はここ!!
楽天銀行カードローン
・楽天グループのカードローン
・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要
静岡銀行カードローン「セレカ」
アルバイト・パート・フリーターの方が借り入れ申込可能で、全国対応している地方銀行カードローンとして、最初におすすめしたいのは、静岡銀行のカードローンです。
静岡銀行は、地方銀行とは言っても、規模、財務内容など、大手銀行に全くひけをとらない地方銀行です。そして、静岡銀行のカードローン「セレカ」は、インターネットを介して、日本全国からの申込が可能です。
手続きは、全てインターネットから行うことが出来ますので、静岡銀行の店頭に行く必要は、全くありません。アルバイト・パート・フリーターの方でも、もちろん借り入れ申込可能です。
そして、静岡銀行カードローンのおすすめしたいポイントは以下です。
インターネット申込 | 完結可能 |
借入可能地域 | 日本全国(全国対応) |
適用金利 | 4.0%~14.5% |
最大借入可能額 | 500万円 |
審査時間 | 最短30分 |
即日カード発行 | × |
即日借入 | 可能(振込/14時まで) |
土日即日借入 | × |
利用可能なコンビニ | セブン銀行(セブンイレブン) |
無利息キャンペーン!!
さらに、静岡銀行のカードローン「セレカ」では、現在、初回契約時から45日間の無利息キャンペーンを行っています。
つまり、セレカでカードローンを作ってから、45日間の借入は「利息無料」(正確にはキャッシュバック)です。もちろん、年会費、カード発行手数料も無料です。
まずは、地方銀行カードローンをお試しで持ちたいという方には、静岡銀行カードローンがおすすめです。
静岡銀行カードローンの申込
静岡銀行カードローン「セレカ」に申込するには、以下のサイトリンクから、申込サイトへ移動できます。
これらの書類は申込の際に、画像をアップロードします。
申込後の流れ
静岡銀行カードローンでは、上記サイトから借入申込を行うと、「平日」であれば、即日で審査を受付してもらえます。審査回答までは、「最短30分」となります。
審査では、本人宛への電話と、在籍確認が必要となります。
北日本銀行カードローン
2つ目として、おすすめの銀行カードローンは、北日本銀行のカードローン「スーパークイカ」です。
北日本銀行は岩手県に本店をおく地方銀行です。北日本銀行は、静岡銀行ほど規模の大きい地方銀行ではありません。しかし、岩手県という限られた商圏から、全国に機会を求めてカードローンを展開しているため、「比較的審査に通りやすい」と考えられる地方銀行です。
アルバイト・パート・フリーターの方でも、比較的審査に通りやすいと予想される地方銀行カードローンとして、かなり狙い目なカードローンです。もちろん、インターネットを使って、全国対応可能な地方銀行で、WEBで手続きも完結できる、大変利便性の高い銀行カードローンです。
金利条件も大手都市銀行に引けをとらず好条件です。さらに、北日本銀行のカードローン「スーパークイカ」は、無料で利用できるコンビニATMが豊富という特徴も持っています。
無料で使えるコンビニATMの数が多いので、全国のどの地域でスーパークイカを利用しても、不便を感じることはほとんどないでしょう。なお、北日本銀行もカードローン申込時点で、北日本銀行の口座を保有していなくても借入申込が可能です。
インターネット申込 | 完結可能 |
借入可能地域 | 日本全国(全国対応) |
適用金利 | 3.0%~14.8% |
最大借入可能額 | 500万円 |
審査時間 | 即日回答可能 |
即日カード発行 | × |
即日借入 | 可能(振込/14時まで) *但し、北日本銀行口座必要 |
土日即日借入 | × |
利用可能なコンビニ | セブン銀行(セブンイレブン) ローソン、イーネット、ゆうちょ、 イオン銀行(全て手数料無料) |
北日本銀行カードローン「スーパークイカ」では、現在「30日間無利息」のキャンペーンを実施しています。
これからカードローンでの借入をしたいと言うアルバイト・パート・フリーターの方は、北日本銀行カードローンが狙い目です。
北日本銀行カードローンの申込
北日本銀行カードローン「スーパークイカ」の借入申込は、以下のサイトリンクから可能です。
https://www.ozyouzumoney.online/article/super_quica.html
審査に通過するためのポイント
①借入申込金額は低めの水準にしておく(10~30万円以内)
銀行の審査においては、当然、金額が大きくなれば審査も厳しくなります。銀行内でも、この金額内であれば、多少リスクをとっても融資して良いという判断が行いやすい金額となります。
②総量規制の範囲内での申込
本来、銀行は対象ではないのですが、貸金業者を規制する法律として、総量規制というものがあります。
こちらの法律では、個人が無担保で借入する場合、年収の3分の1を上限とするというものがあります。これは、すべての借入先の合計での借入額です。
銀行は、貸金業者ではないので、直接規制されている訳ではありませんが、この規制を意識して融資を行っているため、大きく乖離することは無いでしょう。
そのため、現在のご年収と、他での借入額から考えて、この水準に収まるように、借入申込することとなります。
これは、絶対NGですので、やってはいけません。特に、他からの借入があるのに、無いと偽って申込みをしてはいけません。銀行は、他からの借入の有無を調べることができますので、嘘はばれます。
銀行が難しいならクレジットカード
もし、銀行での借入が難しいようなら、クレジットカードのキャッシング枠を利用するという方法があります。
クレジットカードも、小口のキャッシング枠(10~20万円程度)となりますが、フリーターだけでなく、学生や、主婦でも簡単に、借入申込ができます。
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クレジットカードは、若い世代の獲得に積極的ですので、アルバイトでも、審査に通りやすくなります。
但し、クレジットカードは、利用実績を確認しながら、信用枠を増やしていくことが多いので、最初から大きな借入枠を持つことは難しくなります。もし、既に使用しているクレジットカードがあるなら、そちらに相談することで、借入枠を増やしてもらうことが出来るかもしれません。
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まとめ
フリーター、アルバイトの方が、銀行から借入するための最大のポイントは、収入の安定性でしょう。
そのため、特定の勤務先で、出来るだけ長く働いている時に、銀行に対して、借入申込することが望まれます。もし、退職、転職を考えているなら、その前に申し込んでおく方が良いでしょう。
一旦辞めると、しばらくの間、銀行からの借入は難しくなってしまいます。また、現在は審査に通らなかったとしても、現在の勤務先での勤務年数を伸ばすことで、次に通る可能性は高められます。
諦める必要はありませんので、じっくりとチャレンジしましょう。
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