ファクタリングは中小企業や個人事業主が利用できる銀行融資以外の資金調達手段として近年注目を浴び始めている方法です。
審査基準が融資と異なるため、銀行の審査に落ちた方でも利用できる可能性は十分にあります。
しかし、ファクタリングの利用には、「ファクタリング会社選び」が大切です。残念ながら、ファクタリング会社のなかには、「悪徳ファクタリング会社」や、詐欺まがいの手口で利用者を騙そうとするファクタリング会社も存在しています。
今回ご紹介するファクタリングサービスは「ワイズコーポレーション」の「ファクタープラン」です。ワイズコーポレーションのファクタリングサービスを、メリット・デメリットから特徴までどこよりも詳しく徹底的にご紹介します。
ファクタープランの会社概要
最初にファクタープランがどういった会社なのかから整理してご紹介しておきましょう。
会社の特徴を知っておくことは「悪質ファクタリング」でないかどうかを確認するためにも重要です。
なお、ファクタープランとは商号であって会社名ではありません。
ファクタープランは「ワイズコーポレーション」という会社が運営するファクタリングサービスです。
<ワイズコーポレーションの会社データ>
会社名 | 株式会社ワイズコーポレーション |
商号 | ファクタープラン |
代表者 | 馬込 喜弘 |
資本金 | 非公表 |
所在地 | 東京都豊島区東池袋1-34-1 広告塔センタービル6F |
設立 | 非公表 |
事務所 | 東京のみ |
事業内容 | 中規模・小規模事業者への各種ファクタリングサービスの提供 |
営業時間 | 月曜~金曜 9:00~19:00(土日休業日) |
*2020年2月時点の当社公表情報をもとにしています。
ワイズコーポ―レーションは、「ファクタープラン」の名称でも、ファクタリングを紹介/引き受けるホームページを運用しています。
元々は、ファクタープランでのファクタリングを行っていましたが、近年は、自社名である「ワイズコーポレーション」を前面に押し出したサイトも運営しており、「ファクタープラン」という名称よりも、「ワイズコーポレーション」という名称を積極的に推しているようです。
住所は東池袋
ファクタープランの事務所は東京都練馬区東池袋にあります。池袋駅から徒歩3分という立地です。
悪質ファクタリング会社(闇金が偽って営業している会社など)は、ホームページなどで公表している住所に伺ってみると、実際の営業実態が無いということもあります。そのため、どういったファクタリング会社を確認するためには、営業所を確認することも重要です。
ファクタープランはしっかりとした看板(ワイズコーポレーション名義)も掲示していますので、実態のあるしっかりとした会社であることが伺われます。
▼ファクタープラン事務所へのアクセス・外観
コンサルティング事業も併営
ファクタープランではファクタリングサービスだけでなく、事業者の資金調達などをサポートするコンサルティング事業も行っています。
ファクタープランのホームページによれば、弁護士や税理士、社労士なども在籍しており、専門的な相談に対応しているようです。
設立年月日不明
ワイズコーポレーションの設立年月日や、創業年月は不明です。当社の公式ホームページなどでも公開されていません。
ワイズコーポレーションや、ファクタープランに関する口コミ・評判も探してみました、あまり目立った情報は見当たりませんでした。そのため、それほど長い業歴や、実績は有していない、新興のファクタリング会社ではないかと思われます。
ワイズコーポレーションはホームページなどでの公表情報が少なく、安心・安全に利用できる会社かどうかの判断が難しいというのが正直な印象です。
ファクタリングサービスの特徴
ワイズコーポレーション(ファクタープラン)のファクタリングサービスの特徴について確認していきましょう。ファクタープランのサービスにはいくつかの特徴があります。
<ファクタリング特徴>
評価項目 | 内容 | 評価 |
取引先への通知/同意 |
取引先への通知/同意不要も可能 (2社間/3社間ファクタリングを取り扱い) |
〇 |
取扱金額 | 30万円~最大5,000万円 | △ |
個人事業主 | 個人事業主も可能 | 〇 |
対応地域 | 全国対応可能(営業所は東京のみ) | △ |
債権譲渡登記 | 無しでの利用も可能 | 〇 |
担保 | 不要 | 〇 |
連帯保証人 | 不要 | 〇 |
売掛金掛け目 |
70~90% (2社間ファクタリングは70%) |
△ |
赤字 | 利用可能 | 〇 |
債務超過 | 利用可能 | 〇 |
税金滞納中 | 可能性あり | 〇 |
ファクタリング手数料 |
最低手数料の水準 5.0%(2社間ファクタリング)~ 3.0%(3社間ファクタリング)~ |
△ |
調達までの期間 | 最短即日可能 | 〇 |
ファクタリング手数料は高め
ファクタープランのファクタリング手数料は、3社間ファクタリングで3.0%~、2社間ファクタリングなら 5.0%~に設定されています。
ファクタリング手数料の業界最安水準は、3社間ファクタリングで1.5%~、2社間ファクタリングで3%~ですので、業界最安水準とは2.0%程度の差があります。
残念ながら、ファクタープランの手数料水準はやや高めと考えられます。
また、ワイズコーポレーションのホームページでは上記の手数料水準が紹介されていますが、あくまでも最低手数料が3.0%、5.0%であって、利用する方全ての手数料がこの水準になるわけではありません。
ファクタープランではファクタリング手数料の上限や、実際に利用している方の平均的な手数料水準なども公表されていません。
そのため、実際にファクタープランを利用する方によってはもっと高い手数料が必要になることもありますので、どれぐらいの手数料が求められるのかと不安に感じる方は多いでしょう。こういったファクタリング手数料に関する公開情報の少なさはデメリットと言えるでしょう。
ファクタリング手数料という観点ではファクタープランはデメリットが大きいと考えた方が良いでしょう。
▼ファクタリング手数料の上限が明確な会社の例
☆業界最低水準の手数料率 1.8%~9.8%(ファクタリング手数料率) 最短1営業日での現金化 手数率は業界最低水準で審査通過率90% 30万円~5,000万円 個人事業主・法人ともに可能
☆スピード審査に対応
☆他社からの乗り換えも可能
適用金利・手数料など 所要時間 その他優遇など 資金調達限度額 利用できる方の条件
小口の買い取り可能
ファクタープランのファクタリングサービスは、最低30万円から5,000万円までの買い取りが可能です。
買取金額の上限5,000万円というのは、ファクタリング業界全体のなかでは中程度の規模で目立ったメリットはありません。
一方、小口のファクタリングに対応するファクタリング会社と言うのは意外に少ないものです。
30万円という小口から利用できるファクタリングを活用したい、小規模企業や、個人事業主/自営業の方にはファクタープランは利用しやすいと言えるでしょう。
▼小口ならこちらもおすすめ
2社間ファクタリングも可能
ワイズコーポレーション/ファクタープランは、取引先への通知不要/同意不要の「2社間ファクタリング」をメインとするファクタリング会社です。
2社間ファクタリングというのは、ファクタリングの利用時に売掛先(取引先)に売掛金の譲渡を伏せたままで行うファクタリング方式のことです。
一方、3社間ファクタリングというのは、売掛先への通知を必要とするファクタリング方式です。
取引先への債権譲渡(ファクタリング)の通知は、信用不安を引き起こす原因にもなりますので慎重に行うべきものです。
特に、小規模事業者や、自営業者など、社会的な信用を低く見られやすく、取引先が大手企業となる経営者は注意が必要です。そのため、3社間ファクタリング(取引先への通知/同意が必須)は慎重に利用可否を検討する必要があります。
3社間ファクタリングの方が、ファクタリング手数料は低く抑えられる可能性が高いですが安易に利用しない方が良いでしょう。取引先との信頼関係や、取引歴なども考慮して、慎重に判断する必要があります。
また、3社間ファクタリングには時間がかかりますので、即日~数日といった資金調達には対応できません。3社間ファクタリングは緊急の資金調達を希望されている方には適していないのです。
ファクタープランは2社間ファクタリングを得意としていますので、比較的利用しやすいファクタリング会社と考えられます。
債権譲渡登記なしでも利用可能
ファクタープランは債権譲渡登記不要でも利用できるファクタリングサービスです。
債権譲渡登記とは、債権買取によるリスクを避けるために、ファクタリング会社のために行う保全制度です。
一般的なファクタリング会社では債権譲渡登記が必要となるケースが多いのですが、その分手数料・登記費用が発生してしまいます。もちろん、こういった費用はファクタリング利用者の負担ですので、その分、売掛金売却によって受け取れるお金は減少してしまいます。
しかし、ワイズコーポレーションのファクタリングは「債権譲渡登記」不要でも利用できます。
債権譲渡登記を行ったからと言って、「売掛金の売却」を行ったことを取引先にばれるという可能性は低いですが、「諸費用」が余計にかかってしまうのはデメリットです。
ファクタリング手数料は、銀行からの借入などに比べて高くなりがちであり、せめて諸費用位は低く抑えたいですよね。そのため、債権譲渡登記なしでも利用できるファクタープランのメリットも大きくなります。
なお、債権譲渡登記を行う場合、費用としては、司法書士への委託手数料や登録免許税が必要となり、10万円前後かかってしまうことになります。小口の資金調達を検討されている小規模事業者や個人事業者/自営業者などは、割高な費用となる可能性が高く、債権譲渡登記が必要となるのは辛いところです。
なお、その他の小口の資金調達に対応可能であり、債権譲渡登記が不要というファクタリング会社なら、「ビートレーディング」もおすすめです。ファクタリング業界屈指のファクタリング会社であり、口コミ・評判も良い優良企業です。
即日資金調達可能
ワイズコーポレーションのファクタープランは「即日審査対応」が可能であり、加えて「即日資金調達」が可能なファクタリング会社です。
そのため、資金調達を急がれている中小企業/自営業者には、役立つファクタリング会社と言えるでしょう。
個人事業主/自営業も可能
ファクタープランのファクタリングを活用する大きなメリットは、法人企業だけでなく、個人事業主/自営業者も申込可能なことです。
ファクタリング会社のなかには、法人企業しか利用できず、個人事業主/自営業者からの申込を断っている会社も少なくありません。
法人と個人事業主を比較した場合、法人の方が、社会的信用力が高いと評価される傾向にあり、個人事業主は低く見られがちです。
そのため、個人事業主/自営業者が利用できるファクタリング会社は「貴重」な存在と言えます。ワイズコーポレーションは個人事業主でも利用できるファクタリング会社であり、この点は強みと言えるでしょう。
赤字・債務超過も可能
ファクタープランは赤字・債務超過・リスケ中でも、利用できる可能性のあるファクタリング会社です。
そのため、「銀行の融資審査に落ちた」という法人や、個人事業主であっても、資金調達できる可能性があります。
銀行融資の審査に落ちてしまった方も、資金調達をあきらめる必要はありません。
申込には来店が必須
ファクタープランの申込時には、必ず一度はファクタープランの事務所に行って、担当者と面談する必要があります。
ファクタープランの事務所は東京都豊島区のみですので、この近隣の事業者には良いのですが、他府県の事業者などには利用しにくいと考えられます。
また、急ぎでの資金調達の場合、ファクタープランと面談しても、売掛金の買取条件などに同意できなければ、貴重な時間が無駄になってしまう恐れもあります。
必ず事務所での面談が必要になるという点はファクタープランのデメリットと言えます。
>>面談不要、郵送・WEBで手続き完了できるファクタリング会社
相見積もりは必要
ファクタープランは「悪徳なファクタリング会社」や、詐欺まがいの手口で高額なファクタリング手数料をだまし取ろうとするファクタリング業者ではありません。
そのため、ファクタープランを活用して資金調達するのも悪くはないでしょう。
しかし、手数料水準などの条件面で見ると、ファクタープランはメリットが大きいとは言えません。
ファクタリングを利用する際には、少しでもファクタリング手数料を低く抑え、条件を良くしたいところです。そのために大切なのは、「相見積もり」を取得して、複数のファクタリング会社を比較することです。
相見積もりとは、複数のファクタリング会社と同時進行で相談、条件交渉を行い、それぞれの条件を比較したり、各ファクタリング会社を競わせることです。相見積もりを行った場合、単独のファクタリング会社1社で相談するよりも、「半分以下」の手数料に抑えられたという成功事例も少なくありません。
そして、特に重要なのは、資金調達を急いでいる方こそ相見積もりが必要であることです。
緊急の資金調達が必要な時に、単独のファクタリング会社だけで相談していると、足もとを見られ、高額な手数料を要求されることがあります。
また、良くない条件を提示された場合、単独1社で相談していると断り辛くなってしまい、不利な条件を飲まざるを得ないことがあります。そのため、資金調達を検討する場合には、複数の選択肢を用意し、条件交渉を行うことが大切です。
ファクタープランの口コミ・評判
ファクタープランを実際に利用したことのある方の口コミ・評判を調査しました。
調査結果を確認してみましょう。調査対象はファクタープラン自体のホームページを除き、利用者へのヒアリングや口コミサイトなどとなります。
<口コミ①>
ファクタープランのホームページには全国対応とありましたが、出張料が高くて利用できませんでした。
こちらで計算した交通費以上の金額を提示され驚きました。日当など実費以外の金額も含まれて請求されていたようです。ファクタリングの話を聞いて興味をもちましたが、地方で利用するのも難しいようです。
<口コミ②>
会社のホームページを見ると、事業内容や採用情報のページをクリックしても会社概要の画面が表示された状態の未完成のものでした。
一気に不安の気持ちが高まりましたが、翌日には契約通り買取額が振り込まれて安心しました。
<口コミ③>
ファクタープランのオフィスで契約しました。従業員は少ないですが、ちゃんとしたオフィスなので信用はできました。2社間ファクタリングを利用したため手数料は10%超えでしたが、こんなものなのかな?色々な業者から話を聞いている時間もなく、池袋で拠点がしっかりしている業者を選びましたが、対応には満足しています。
<口コミ④>
電話するといつも同じ人が出ます。もしかしたら1人で運営しているのでしょうか?買取希望の売掛債権が600万円以上だと伝えると、目の色を変えて熱心に営業してくれましたが、途中で他社にしようかと伝えると、泣きそうになりながらお願いをされて、しょうがなくファクタープランを利用しました。
今思うと、100万円近い手数料もかかっており、手数料水準はかなり高かったと思います。最初から相談する業者の選定が悪かったのかなと割り切って考えてます。
<口コミ⑤>
赤字で税金滞納があり、本当に資金調達できるか疑問でしたが、朝からファクタープランに相談して本当に即日中に振込をしていただけました。
急いでいる旨を理解して迅速な対応をしてくれたスタッフには感謝しています。
融資よりもコストパフォーマンスは悪いですが、税金対策で強引に赤字にしている身分なので納得できるサービスでした。
ファクタープランに対する口コミ・評判は様々ですが、総じて「手数料水準は高い」という点が共通しています。
ファクタープランのホームページには、「2社間ファクタリングで5.0%~」と案内されていますが、実際の利用者はおよそ10%程度の手数料率で計算されているもようです。
実際に適用されることのあまり無い「最低手数料」を掲示し、実際には審査結果として乖離の大きい手数料率を案内する点は、あまり良いファクタリング会社という印象ではありません。
ファクタープランへの申込
ファクタープランへの申込は当社のホームページから連絡することで始まります。
実際の申込の流れは以下の通りとなります。
①ファクタリングの申込
ファクタープランのホームページからお問合せフォームに入力・送信して簡易審査を行ってもらいます。
最低限度の利用可否を判定してもらったうえで利用可能と判断されると、必要書類の連絡が行われます。
即日資金調達など、ファクタリングを急ぐ場合には、簡易審査結果の連絡を受けた際に、急ぎでのファクタリングを希望であることを伝えておく必要があります。
②ご面談
必要書類を準備したうえで、直接東池袋のファクタープランの事務所に訪問します。
▼必要書類のご参考
<ファクタープランの申込書類>
- 会社謄本(履歴事項全部証明書):3通
- 印鑑証明書:法人3通、代表者個人1通
- 代表者個人の住民票:1通
- 代表者の本人確認資料(運転免許証など)
- 決算書(直近2期分)
- 売掛先との契約書、請求書、発注書等
- 入金履歴(過去6ヶ月分)が解る資料/預金通帳など
訪問日時はファクタープランの担当者と確認したうえで、決められた日時に訪問することになります。
面談時には持参した必要書類の確認が行われたうえで、ファクタリング申込の経緯や、資金使途などがヒアリングされます。
③ファクタリングの契約
面談後、ファクタリング審査の結果や、ファクタリング条件の提示を受けます。
ファクタリング条件に納得して、同意すれば契約になり、実際に売掛金を買い取ってもらうことになります。
なお、ファクタリングの相談にあたっては、2~3社程度のファクタリング会社を比較・検討することが大切です。以下のおすすめファクタリング会社も参考として、複数のファクタリング会社の条件を確認してみましょう。
ファクタープランってどう?
ここまで、ファクタープランのファクタリングサービスの特徴や、口コミ・評判、ファクタリング申込手続きの流れなどをご説明しました。
以上の点を総合的に考え、ファクタープランのおすすめ度を考えてみましょう。
ファクタープランの特徴的なポイントをおさらいすると以下の点があげられます。
- ファクタリング手数料の公表情報は不十分
- 口コミ、評判では実際の手数料は高いというコメントが多い
- 口コミ、評判から担当者のサービスレベルが高いとは考えにくい
- 契約前の面談が必須
- ただし、悪質ファクタリング会社ではなく、利用しても問題はない
以上の点から判断して「それほどファクタープランはおすすめではない」と考えます。
ファクタープランは決して悪質なファクタリング会社ではないと考えられます。しかし、情報公開の少なさや、サービスレベルなどが良いものでないことを考えれば、決しておすすめのものではありません。東京で利用できるファクタリング会社はたくさんありますので、以下のようなファクタリング会社から選定されることをおすすめします。
おすすめファクタリング会社
2020年現在、利用がおすすめのファクタリング会社のご紹介です。これからファクタリング会社を選ぶ方は是非ご参考にしてください。
三共サービス
ファクタリング手数料が最も安く、必ず選択肢に含めておきたいファクタリング会社は「三共サービス」です。(三共サービスを利用できるのは法人企業のみとなります。個人事業主は、2位のビートレーディング・3位のMSFJをご覧ください)
三共サービスのおすすめ度:SS+
三共サービスの調達可能額上限は1億です。
三共サービスの特徴
三共サービスは、業歴も19年(2020年2月時点)と長く、ファクタリング専門会社としての強み・実績が豊富にあります。
三共サービスのファクタリング手数料は以下の通りです。
3社間ファクタリングで、1.5%~
2社間ファクタリングでも5.0%~
これは、他のファクタリング会社と比較しても、かなり低く、ファクタリング業界でトップレベルに低い水準と言って良いでしょう。ファクタリング会社を比較するうえで、やはり重要なポイントになるのは「ファクタリング手数料の水準」でしょう。更に、三共サービスは、全国対応、出張買取りが可能なファクタリング会社です。全国どちらの企業でも相談が可能です。
なお、三共サービスではスピード査定が可能ですが、買い取りに要する期間は、最短で2営業日です。スピードが速く、即日資金調達可能を謳うファクタリング会社に比較すると、その点のみがデメリットとも言えます。
三共サービスへのご相談・申込
三共サービスへご相談するには、下記のサイトリンクから公式ホームページに移動してください。
*三共サービスは無料で相談・見積もり出来ます
そして、移動後すぐに表示されるページにて、「WEBで申し込み」を選択(クリック)してください。お電話の際には、画面に表記されている「お問合せコード(アルファベット3文字)が必要となりますので、ご確認のうえお電話してください。
WEB申込時に表示される「8項目程の項目」に入力して送信すると、追って担当者から連絡が来ます。お急ぎの場合や、翌日になっても電話連絡が来ない場合は、こちらから電話確認するのが良いでしょう。
ビートレーディング
ビートレーディングはファクタリング業界で、最も知名度が高い、有名なファクタリング会社です。他のファクタリング会社と比較しても、知名度の高さ、ファクタリング実績の豊富さなどが「ずば抜け」ています。口コミ情報や、利用者の感想なども豊富にあるので、安心して利用しやすいのが特徴です。
おすすめ度:S
ビートレーディングの調達可能額上限は非公表です
ビートレーディングの特徴
他のファクタリング会社と比較して、ファクタリング実績が豊富で、口コミや・評判もたくさんあることから、安心して利用できるのが特徴です。ビートレーディングは、ファクタリング業界のなかでも、知名度の高い優良なファクタリング会社です。
さらにビートレーディングは、他のファクタリング会社に比較して、法人企業・企業規模・個人事業主に関わらず、ファクタリングを利用できるメリットがあります。「個人事業主」や、「小規模の企業」のファクタリングは取扱っていないというファクタリング会社もいます。それに対して、ビートレーディングは、大抵の企業や、個人事業主が利用できるファクタリング会社です。
ビートレーディングのファクタリングの特徴を整理すると以下となります。
①日本全国ファクタリング可能
②無料のスピード査定可能
③ファクタリング会社としての認知度No1
④契約件数全国トップクラス(同社調べ)
⑤ファクタリングの顧客満足度No1(同社調べ)
⑥小口から大口までのファクタリングに対応
⑦個人事業主、法人のどちらも利用可能
⑦2社間ファクタリング可能
知名度・実績のあるファクタリング会社をお探しなら「ビートレーディング」がおすすめです。
ビートレーディングへの相談・申込
ビートレーディングでは、5分程度でのスピード査定を依頼することが可能です。もちろん、スピード査定、見積もりは無料です。相談するにあたっては、以下のリンクから公式ホームページに移動してください。
公式ホームページに移動後、「急を要する場合」でなければ、「WEBからのお問合せ」がおすすめです。「WEBからのお問合せ」をクリックしてください。
その後表示される10項目程(ご希望金額・売掛金の額・会社名(個人事業主なら屋号・個人名など)・連絡先)を入力して送信すれば、内容に沿った担当者から折り返しの連絡がもらえます。
MSFJ
MSFJは、法人・個人事業主のどちらでも利用できるファクタリング会社です。5,000万円までの大口ファクタリングはもちろん、100万円未満の小口ファクタリングにも積極的に対応してくれます。さらに、100万円未満のファクタリングならスピード審査・即対応が可能ですので、即日資金調達できる可能性も高いのが特徴です。
おすすめ度:A
MSFGの調達可能額上限は5,000万円です。
MSFJの特徴
MSFJの特徴はファクタリング手数料比率が明確であり、業界トップクラスに低い水準でもあるため、安心して利用しやすいことです。MSFJのファクタリング手数料の基準は以下となります。
<MSFJの特徴>
商品種類 | プレミアムファクタリング | クイックファクタリング |
調達可能額(上限) | 5,000万円 | 300万円 |
ファクタリング手数料 | 1.8%~6.8% | 3.8%~9.8% |
審査スピード | 最短1営業日 | 原則1営業日 |
MSFJのプレミアムファクタリングならファクタリング手数料は最大でも6.8%です。もちろん、MSFJでは2社間ファクタリングの利用も可能ですので、取引先に知られることなくファクタリングを利用することができます。このMSFJのファクタリング手数料率の水準は業界トップクラスです。
さらに、ファクタリング会社のなかで、手数料率の上限を示している会社はMSFJを除いてほとんどいません。手数料率の上限を示しているのは、MSFJがかなり信頼できる会社の証拠と言えるでしょう。
MSFJへの申込・相談
MSFJへの相談は以下のリンクから公式ホームページに移動します。
☆業界最低水準の手数料率 1.8%~9.8%(ファクタリング手数料率) 最短1営業日での現金化 手数率は業界最低水準で審査通過率90% 30万円~5,000万円 個人事業主・法人ともに可能
☆スピード審査に対応
☆他社からの乗り換えも可能
適用金利・手数料など 所要時間 その他優遇など 資金調達限度額 利用できる方の条件
トラスト・ゲートウェイ
九州、特に福岡で事業を行っている事業主におすすめなファクタリング会社が、トラスト・ゲートウェイです。トラスト・ゲートウェイをご利用出来るのは「法人企業」となります。法人であれば、創業1年目からでもご利用できます。
トラスト・ゲートウェイの特徴
トラスト・ゲートウェイのように、ファクタリング会社の中で、九州に地盤を持っている会社はあまりいません。やはり、関東圏に本社を置くファクタリング会社が多いのですが、遠方のファクタリング会社より、近くの会社を利用した方が相談もしやすいものです。
トラスト・ゲートウェイは、他のファクタリング会社と比較しても、遜色の無い、優良なファクタリング会社です。九州で事業を行っている方には企業には、是非おすすめです。
トラスト・ゲートウェイの特徴を整理すると以下となります。
①リピート率98%の満足度
②最短1日のスピード査定
→ その後、95%が申込に至る好条件
③担保・保証人不要
④50~5,000万円までのファクタリングに対応
⑤新規契約時に3万円のキャッシュバック中
⑥九州エリアトップクラスの買取率
⑦取引先への通知不要
九州でファクタリング会社をお探しならトラスト・ゲートウェイがおすすめです。他のファクタリング会社と比較しても遜色なく、地域密着のファクタリング会社ですので、安心して相談できます。
トラスト・ゲートウェイのご相談
トラスト・ゲートウェイはスピード査定・最短1日で資金調達ができるファクタリング会社です。トラスト・ゲートウェイへのご相談は以下のサイトリンクをクリックしてください。公式ホームページに移動します。
ページ移動後、「メールでのお問い合わせはこちら」をクリックしてください。「相談用のフォーム」が表示されますので、入力のうえ、確認・送信を押してください。その後、しばらくすると、専門の担当者から連絡が来ます。電話での相談も可能ですが、メールで問い合わせした方が、専門の担当者から連絡がもらえますので、スムーズに話がすすみます。
ジャパンマネジメント
ジャパンマネジメントも「おすすめ」できるファクタリング会社です。
ジャパンマネジメントの特徴
ジャパンマネジメントのファクタリングの手数料率は 3.0%~です。前述したファクタリング会社と比較すると、やや高めの手数料料率ですが、ファクタリング業界の中では、かなり低めの水準です。
相見積もりを行う際には、是非、加えておきたいファクタリング会社です。
ジャパンマネジメントのファクタリングの特徴を整理すると以下となります。
① 最短即日で資金調達可能
② 全国対応(出張買取OK)
③ 保証人・担保不要
④ 顧客満足度に自信あり(経営アドバイス、アフターフォローに自信あり)
⑤ 個人事業主のファクタリング利用も受付中
ジャパンマネジメントへの相談
ジャパンマネジメントへ相談・申込するには、以下のリンクをクリックして、公式ホームページへ移動してください。
▼こちらをクリック
①移動後、表示されたページにて、「ファクタリング無料診断」をクリックして下さい。
②10項目程の問い合わせ欄が表示されますので、入力して「上記内容で診断/お問合せする」をクリックします。
③その後、専門の担当者からご連絡があります。
お電話での問い合わせも可能ですが、「至急」で無い場合は、上記で先に連絡しておく方が無難です。専門の担当者から連絡がもらえますので、その後の相談がスムーズに行えます。
えんなび
えんなびは比較的審査に通りやすく、利用しやすいファクタリング会社としてご紹介します。ファクタリング手数料率は最低5.0%~ですので、前述したファクタリング会社に比べて、少し高めなのがデメリットです。
但し、即日資金調達や、債務超過、赤字、税金滞納など、銀行融資が全く利用できない状態でも利用できるのが特徴です。
☆小口ファクタリングにも対応 5.0%~ 最短即日での資金化可能 2社間・3社間ファクタリングも利用可能 30万円~5,000万円 個人事業主・法人ともに可能
☆24時間365日受付
適用金利・手数料など 所要時間 その他優遇など 資金調達限度額 利用できる方の条件
ファクタリングとは?
最後に、ファクタリングに関する基本情報をご説明します。
ファクタリングなら、既に良く知っているという方は、飛ばして頂いて問題ありません。
ファクタリングは、近年、注目度が高まっている資金調達方法です。
しかし、ファクタリングは借入とは違います。
ファクタリングは、「売掛債権の売却」になります。
ファクタリングは、回収期日前の売掛債権を、先に資金化する方法です。資金調達日から売掛債権の回収までの期間は、ファクタリング会社が立て替えることになります。
ファクタリングは銀行などが行う手形割引に、非常に似ていますので、銀行の手形割引と対比して考えると理解しやすくなります。
ファクタリングと手形割引は良く似ていますが大きな違いもあります。ファクタリングと手形割引の最も大きな違いは「償還請求権」の有無です。手形割引は、取引先が倒産して支払いが出来なくなった時に、資金調達者が銀行から手形を買い戻さなくてはいけません。
それに対して、ファクタリングでは、ファクタリング会社がリスクを負いますので、買い戻す必要はありません。
ビジネスローンも検討
ワイズコーポレーションの「ファクタリングサービス」をご紹介しました。ファクタリングは中小企業、個人事業主にとって、有力な資金調達方法ですが、利用には売掛債権(売掛金)を保有していることが必須条件です。つまり、売掛金を保有していない事業者は、ファクタリングを利用できません。
また、売掛債権を保有している場合でも、その売掛債権の入金が遅れている場合など、売掛債権の信用力が低い場合にはファクタリングを利用できません。
ファクタリングを利用できない中小企業や個人事業主/自営業者が資金調達を行うなら、「ビジネスローン」を活用するのがおすすめです。
ビジネスローンは、ノンバンクと言われる貸金業者が、「簡易審査」、「スピード審査」、「担保不要」、「第3者保証人不要」で融資するタイプの資金調達手段です。
銀行融資と比べれば、「金利」は割高ですが、比較的、「審査に通りやすく」、「緊急の資金調達にも対応可能」というメリットがあります。
ビジネスローンは、売掛債権を保有していない中小企業や、個人事業主でも、即日~数営業日程度で資金調達できる可能性がありますので、複数の選択肢を持つためにも、ビジネスローンをあわせて検討されるのがおすすめです。売掛債権をお持ちならファクタリング、無い場合はビジネスローンで考えて見られるのが良いでしょう。
まとめ
ファクタープランは個人事業主/自営業者も利用できるファクタリング会社であり、小口の資金調達にも対応可能です。
一方、ファクタリング手数料は、ファクタリング業界のなかでは、やや高めであり、さらに、「債権譲渡登記」が必要になるため、諸費用も多くかかってしまいます。
ファクタリングをご検討中の方は、まずは、「手数料が低い」、「債権譲渡登記が不要」で諸費用が少なくて済むファクタリング会社から相談を始めて見られるのが良いでしょう。なお、ファクタリング会社の選定時には、「相見積もり」は必須の手段です。複数社を並行して検討するようにしましょう。
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