新生銀行グループのレイクALSAとカードローンL(エル)はご存知でしょうか?
新生銀行グループの代表的なカードローン商品に「レイクALSA」と「カードローンL(エル)」という2種類のカードローンがあります。
しかし、新生銀行には複数のカードローン商品があるため、「レイクALSA」と「カードローンL(エル)」の違いや使い分け方、総量規制の対象になるのかどうかが解らないと疑問に持たれる方は多いようです。
新生銀行のレイクALSAやカードローン エルでお金を借入する特徴や、「総量規制の対象外なの?」といった疑問にお答えします。
レイクALSAは銀行?消費者金融?
カードローンでの借入になれている方にとって、借入を利用しようとしているカードローンが銀行カードローンなのか、消費者金融のカードローンなのかは大変重要です。
消費者金融なら、総量規制の対象になるので、借入できる金額は、最大でも年収の3分の1が上限となります。
しかし、もし「レイクALSA」が銀行カードローンになるなら総量規制の対象外ですので、借入できる金額に「年収の3分の1」という制限もなく、銀行判断でもっと大きな金額を借入することもできるようになります。
レイクALSAは総量規制の対象
結論を言いましょう。新生銀行グループのレイクALSAは銀行ではなく貸金業者が発行するカードローンです。
正確には、レイクALSAは「新生フィナンシャル株式会社」という新生銀行系列の消費者金融の商品です。
新生フィナンシャルは新生銀行の子会社ですが、新生フィナンシャル自体が銀行ではないため、レイクALSAも銀行カードローンではありません。
つまり、レイクALSAは総量規制の対象になるということです。
なお、「レイクALSA」とは、新生銀行の子会社である新生フィナンシャルが行うカードローン事業の「商標」です。レイクALSAという会社があるわけではありません。
以前のレイクは総量規制外だった
「レイク」とは、過去にさかのぼると、元々は新生銀行ではなく、GEコンシューマーファイナンスという企業が、日本で行っていた消費者金融事業の名称です。
つまり、元々は銀行のグループ会社ではなく、消費者金融の会社だったのですが、その後一度は、新生銀行がこのレイク事業(消費者金融業)を買収して銀行カードローンの商品となりました。
レイク事業に関する業務を、「新生銀行が譲受」し、銀行に取り込んだのです。この時、レイクは銀行カードローンとなり、総量規制の対象外となりました。
もしかすると、「レイクは総量規制の対象外」、「レイクは銀行カードローン」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
それは恐らく、この新生銀行のカードローンだった時期のレイクのことをご存知であるためだと思われます。
しかし、その後、レイクを取り巻く状況や、レイクの商品内容は変化しました。
レイクALSAは総量規制の対象となる
レイクとレイクALSAは全く別の商品
- レイクとレイクALSAは別のカードローン商品
- レイク(現カードローンL)は総量規制対象外
2018年3月に新生銀行は銀行カードローンとしての「レイク」の新規申込を停止し、子会社(新生フィナンシャル)による「レイクALSA」をスタートさせたのです。
そのため、「レイクALSA」と「レイク」は全く別のカードローン商品になります。
新生フィナンシャルは新生銀行系列の消費者金融ですので、レイクALSAも消費者金融のカードローンであり、総量規制の対象となることになりました。
なお、2018年3月に新規申込の受付を終了した「レイク」ですが、その時点でカードローン契約を行っていた既存利用者は現在も利用可能です。
もちろん契約は有効ですし、カードローンを使用して借入することもできます。
ただし、カードローンの名称が「新生銀行レイク」から「新生銀行カードローンL(カードローン エル)」に変更となっています。
つまり、以前の「レイク」=「カードローンL」ということになります。
総量規制の補足説明
レイクALSAは総量規制の対象であることが解りましたが、そもそもの「総量規制」を整理しておきましょう。
総量規制とは、貸金業法という貸金業者を規制するための法律の一部です。
総量規制では、貸金業者が個人に、無担保で貸付を行うにあたっては、貸付できる上限金額を、年収の3分の1までとする制限を設けています。
そのため、消費者金融でカードローンを申込して借入する場合、年収の3分の1を超えて借入することができません。
そして、総量規制の制限は、貸金業者に対してのものですので、銀行はこの総量規制の制限を受けずに、貸付を行うことができます。
総量規制対象のカードローンは年収の3分の1まで
総量規制の対象・対象外の整理
なお、レイクALSAは総量規制の対象になりますが、総量規制の対象外の金融商品というものもあります。
金融商品ごとに総量規制の対象・対象外を以下に整理します。
総量規制の区分
総量規制の対象 | 総量規制の対象外 | |
借入商品 | ・貸金業者のカードローン
(消費者金融、信販会社など) ・クレジットカードのキャッシング枠 |
・銀行カードローン
・クレジットカードのショッピング枠 ・住宅ローン ・マイカーローン ・おまとめローン |
誤解されることが多いのですが、クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象になりますが、ショッピング枠は総量規制の対象外です。
そのため、買い物などでクレジットカードを利用(リボ払い、分割払い含む)していても、キャッシング枠の付いていないものであれば、総量規制の「年収の3分の1」に影響せずに借入できることになります。
但し、レイクALSAなどの審査では個人信用情報を確認しますので、クレジットカードの保有枚数や、使用状況も判明します。
総量規制とは関係なく、利用状況自体を審査に反映させる可能性はあります。
レイクALSAは総量規制の制限あり
前述の通り、もともと、レイクは銀行カードローンであったので、レイクからお金を借入する時は総量規制の対象外でした。
その時の印象から、「レイクは総量規制の対象外」と思っている方も少なくないでしょう。
しかし、現在は「レイクALSA」は消費者金融(新生フィナンシャル)が発行するカードローンですので総量規制の対象です。
つまり、レイクALSAで借入をする場合、総量規制の制限を受けますので、「年収の3分の1」を超えて借入することはできなくなりました。
3分の1未満しか借入できないこともある
総量規制の制限を受けることで最大借入可能額は「年収の3分の1」までとなります。
しかし、以下の点に関して注意が必要です。
- 他からの借入があれば3分の1から控除される
- 審査結果次第で3分の1よりも少なくなることもある
総量規制の「年収の3分の1以内」というのはカードローンごとに認められる上限額ではありません。
複数の総量規制の対象となるカードローンを利用している場合、全てを合計した借入額が「年収の3分の1以内」である必要があります。
例えば、年収450万円の方が、既にカードローンを2枚保有していて、2枚合計の借入限度額が100万円であったとします。
この時、新たにカードローンを申込して、持てるカードローンの上限借入額は50万円(=450万円÷3-100万円)ということになります。
総量規制による借入可能額を計算する時、カードローンの既存借入額は実際の借入残高ではなく、借入限度額を使用します。
現在利用していないカードローンであっても、借入限度額を保有しているのであれば総量規制の対象に含まれます。
また、現在、既存の借入が全くない場合であっても、レイクALSAの審査結果次第で、上限借入可能額である150万円(=450万円÷3)が認められない可能性もあります。
レイクALSAの審査では、総量規制の観点だけでなく、レイクALSA独自の審査基準でも融資可能額を判定します。そのため、総量規制の制限に余裕があっても、もっと低い金額でしかカードローンを利用できないということもありえます。
レイクALSAは審査次第で3分の1未満となることもある
契約後の増額申請は可能
レイクALSAでは一旦審査に通過して契約した後でも、後日に借入限度額の増額申請を行うこともできます。
そのため、最初にレイクALSAの審査で、希望通りの借入限度額を認めてもらえなかったとしても諦める必要はありません。
以下のような条件を満たすことで、あらためて借入限度額を増加できるかもしれません。
借入限度額が認められるケース
- 契約後にカードローンを利用している
- 契約から6ヶ月以上経過
- 延滞、返済遅れがない
- 借入残高が年収の3分の1未満
例えば、レイクALSAで契約後、年収があがった、もしくは既存借入の返済が進んだことで残高が減少したというケースでも、借入限度額を増額できる要因になります。
ただし、既存借入がカードローンの場合、単に残高を減らすだけでなく、カードローン契約を解約しないと、借入額が減少したと認めてもらえませんので注意が必要です。
レイクALSAで契約後に限度額を増額することも可能
収入の無い専業主婦は借入できない
カードローンは専業主婦の方からも申込、利用の多い人気商品です。
そのため、レイクALSAへの申込を検討されている主婦の方もいらっしゃるものと思います。
しかし、専業主婦が申込できるカードローンには制限がありますので、レイクALSAが利用できるか確認しておきましょう。
結論から言えば、就業していない方、ご自身の収入の無い方はレイクALSAで借入をすることはできません。
そのため、収入が無い専業主婦はレイクALSAを利用することができません。
ただし、主婦であっても、パート収入がある方は利用できる可能性があります。ご自身で全く収入が無い方がレイクALSAの対象外になります。
収入の無い専業主婦はレイクALSAを利用できない
専業主婦がレイクALSAを利用できないことには理由があります。
それは、レイクALSAは総量規制の対象となるカードローンであり、総量規制によって年収の3分の1を超える借入はできないためです。
専業主婦の方は収入がありませんので、「年収の3分の1」までと制限されると、カードローンを利用できる可能性が無いことになります。
総量規制の対象となるカードローンを利用する場合、返済原資となる収入が必要です。
専業主婦が借入を申込する場合、配偶者の収入を返済原資にする必要があります。
しかし、総量規制の対象となるカードローンではこういった借入はできないのです。
総量規制の対象外となるカードローンであれば専業主婦でも借入できる可能性があります。
そのため、専業主婦の方が借入を希望するのであれば銀行カードローンなどを利用するのが良いでしょう。
なお、専業主婦の方が銀行カードローンを利用する場合、審査に通っても、借入できる上限額は30万円程度、審査の甘い銀行カードローンでも50万円以内となるのが目安です。
前述しましたが、主婦や学生でもご自身でパート、アルバイトなどによって収入を得ている方であれば、レイクALSAに申込できます。
あくまでご自身の年収の3分の1までという制限の範囲内ですが、借入申込はできます。
旧レイク(カードローンL)は総量規制外
なお、注意しておきたいのは、2018年3月以前に、新生銀行と契約して「レイク」のカードローンを発行している方です。
現在、「新生銀行レイク」は「新生銀行カードローンL(カードローンエル)」に名称変更しましたが、こちらのカードローン エルは現在も使用可能です。
あえて解約したという方を除いて、今も追加借入ができます。
このカードローン エルは銀行が発行している「銀行カードローン」ですので「総量規制の対象外」です。
つまり、カードローンLなら年収の3分の1を超えた借入も可能です。
新規の申込は停止
ただし、残念ながら新生銀行のカードローンL(エル)(旧新生銀行レイク)は新規申込を停止しています。
そのため、総量規制の対象外になる「カードローンL」を利用したいと思っても、新たに新規申込を行うことはできません。
総量規制外のカードローンをご希望であれば、別の銀行カードローンに申込する必要があります。
再申込・増額の申込は可能
ただし、カードローンLでは、既に契約がある方からの利用限度額の増額申込と、過去に「レイク」、もしくは「カードローンL」の契約があった方からの再申込は受付しています。
そのため、一度でもレイクと契約したことのある方なら、現在は解約していたとしても、再申込して契約することが可能です。
新規申込ができないのは、今までに一度も「レイク」と契約したことの無い方のみとなります。
また、既に契約している方からの利用限度額の増額申込は受付していますので、増額して総量規制の上限額を超えた借入を行うことも不可能ではありません。
既に解約している方や、増額を希望している方は新生銀行のホームページ(▶こちら)か、もしくはコールセンターに連絡(0120-09-09-24)して行います。
銀行の自主規制に注意
新生銀行カードローンLを含む銀行カードローンは総量規制の対象外です。
そのため、法律上は年収の3分の1という制限に関係なく借入が可能です。
しかしながら、これはあくまでも「法律上の話」です。実際の銀行の貸出状況は異なります。
近年、大手銀行を中心とする銀行カードローンでも、自主規制として、総量規制に準じた審査基準・貸出を行なうようになっています。
そのため、法律上の規制はなくても、銀行カードローンで、年収の3分の1を超える借入を行うことは難しくなっています。
例えば、以前なら、銀行カードローンで借入申込する時は、200万円~300万円を超える申込でなければ、所得証明書の提出は不要でした。
しかし、現在は、大抵の銀行で50万円以上の借入で所得証明書の提出を求めるようになっています。
そのため、新生銀行カードローンLでも、総量規制と無関係で借入することは出来なくなっています。
法律上は総量規制の対象外だけど、自主規制によって総量規制の影響を受けていますので、注意しておきましょう。
レイクALSAの借入条件
新生フィナンシャルのレイクALSAから借入する場合の基本的な融資条件を整理いたします。
レイクALSAは近年、テレビCMでも頻繁に宣伝されていますので、人気のカードローン商品になっています。
商品名 | レイクALSA |
借入可能額 | 1万円~500万円 |
金利(年率) | 4.5%~18.0% |
無利息期間 | 最大60日間(注) |
*無利息期間は初めて申込される方、WEB申込限定などの条件があります。
新生銀行系列のレイクALSAの借入限度額は最大で500万円であり、適用金利は4.5%~18.0%(年率)の範囲内です。
この借入条件は元々の新生銀行レイクと同条件です。
レイクALSAとして生まれ変わりましたが、カードローンの借入条件に変化はありません。
また、年率4.5%~18.0%の範囲内というのは銀行カードローンと比較してやや金利は高めですが、消費者金融系のカードローンとしては平均的な水準です。
なお、実際に契約する極度額、借入額は、審査結果などを反映して決定されます。
選べる2種類の無利息キャンペーン
レイクALSAで、はじめてカードローン契約をされる方には、2つの無利息キャンペーンから、好きな方を選んで適用してもらえるサービスがあります。
- 借入額のうち5万円まで180日間無利息
- ご利用可能な方は契約額1~200万円の方
- 借入額全額に対して60日間無利息
ご利用可能な方は契約額1~200万円の方
新生銀行レイクでカードローンを契約する方のうち、契約額が200万円までの方は、どちらかお好きなキャンペーンを選ぶことができます。
どちらのキャンペーンを選べば、よりお得に借入ができるかは、借入金額で異なります。
借入額が大きければ、②がお得になりますが、選択に迷う場合は、新生銀行レイクホームページ内に、シミュレーションが出来る機能が設けられていますので、試してみるのが良いでしょう。
なお、60日間無利息の適用を受けようとする場合、WEB申込であることが条件となります。
レイクALSAで借入できる方
レイクALSAに借入申込が出来る方の条件を確認しておきましょう。
レイクALSAで、借入申込出来る方の年齢制限は、満20歳~70歳です。
その他の条件としては、「安定した収入があるパート、アルバイト、学生、派遣社員、主婦(主夫)、自営業の方も利用可能」となっています。
一般的なカードローンでは、パート、アルバイト、学生、派遣社員、自営業の方は、申込可能ですが、審査に通過するのは簡単ではありません。
審査に通過できても、借入限度額は20~30万円程度に限定されることもあります。
レイクALSAでは、こういったカードローンの利用が難しい方も、申込が推進されており、比較的、審査には通過しやすくなっていると考えられます。
ただし、レイクALSAは総量規制の対象となるカードローンですので、無職・収入の無い方は申込ができません。
レイクALSAの申込方法
実際に、新生銀行レイクで借入するための申込方法をご説明しておきます。
新生フィナンシャルのレイクALSAで借入するために、以下の3つの方法のいずれかで申込が可能です。
- インターネット
- 店頭の自動契約機
- 電話
審査結果を得るまでの早さや、即日借入の可否、手間隙を考慮すると、インターネットか、無人契約機を利用して借入するのがおすすめです。
インターネットから新生銀行レイクのカードローンに申込すると、審査に通過して、契約が終了すると、実際の借入には、振込と、借入専用カードを受け取ってATMから出金する方法の2種類が選択できます。振込で借入するには、インターネット上の会員専用ページから、振込依頼を行います。
平日の14時45分までに手続すれば、即日振込が可能ですが、その時間を過ぎると、翌営業日の振込となります。
借入専用カードは、無人契約機から受け取ることができますが、無人契約機の利用可能時間(8時~22時まで。第三日曜のみ19時まで)内に手続きする必要があります。
そのため、その時間内で余裕を持って、店頭に行き、無人契約機で操作する必要があります。
新生銀行レイクのカードローンでは、時間内にカードを受け取れば、その後は、提携コンビニ(セブンイレブン、ローソンなど)のATMから借入することが出来ます。コンビニATMなら、平日23時50分まで借入を行うことが出来ます。
レイクALSAの必要書類
レイクALSAに申込する場合、以下の書類を準備する必要があります。
- 本人確認資料
- 所得証明書
本人確認資料
本人確認資料としては写真付きの公的証明書が理想です。例えば、運転免許証や、パスポート、マイナンバーカード(個人番号カード)などです。
これらの書類が無い場合、健康保険証でも認めてもらえる可能性がありますので、電話にて事前に相談するようにしましょう。
所得証明書
所得証明書は以下のどちらかに該当する場合のみ提出する必要があります。
- レイクALSAへの申込額が50万円を超える場合
- 既存借入額とレイクALSAへの申込額が100万円を超える場合
レイクALSAへの申込額が50万円以内であり、かつ既存借入が無いという方であれば、所得証明書の提出は必要ありません。
本人確認資料はいずれの際にも提出する必要があります。
電話連絡を避けることも可能
レイクALSAのカードローン審査では在籍確認が行われることもあります。
在籍確認とは、申込者の職場に銀行から電話がかけられ、実際に職場に在籍しているかどうかを確認するものです。
カードローンの発行会社も融資の回収リスクを極力減らすため、就業について虚偽の申告がされていないかを確認するようにしているのです。
レイクALSAでは在籍確認は申込者ごとの状況に応じて要否を判断することとしているため、必ず在籍確認が行われるわけではありません。
しかし、それでも万一の在籍確認も避けたいと言う方は電話連絡を避けることも可能です。
この時、WEBからレイクALSAに申込後、コールセンターに電話して、在籍確認を避けたいということを依頼する必要があります。
レイクALSAの担当者判断にもよりますが、健康保険証や源泉徴収票など、書類提出によって在籍確認を代替してくれることもあるのです。
在籍確認を避けたいという方は、レイクALSAに電話連絡することを忘れないようにしてください。
審査を通過するポイント
レイクALSAでカードローンの審査に通過するためのポイントを整理しておきましょう。
新生銀行系列のレイクALSAでカードローン審査のポイントは、下の3点で整理できます。
- 年齢など、申込条件を満たしているか
- 年収、勤続年数、勤雇用形態といった就業状況
- 個人信用情報の問題がないか
年齢条件を満たしているか
新生銀行レイク カードローンの商品案内(新生銀行レイクのホームページにて掲載されています)には、最低申込条件として、
「年齢が満20歳~70歳まで」とされていますので、この年齢の範囲内の方が、申込可能となります。
年収、勤続年数、勤雇用形態
レイクALSAの カードローンでは、「安定的な収入があること」が借入申込するための条件となっています。
では、安定的な収入とは、どういったものを指すかをご説明いたしましょう。
安定的な収入として認められるためには、毎月の収入が継続する「雇用形態」である必要があります。
つまり、正社員や、契約社員であれば問題ありません。
それ以外でも、勤務が継続していて、収入が安定しているのなら、アルバイトやパート、派遣社員でも認められます。
しかし、日雇いや、臨時といった、勤務先が安定しておらず、収入が不定期となる方や、短期的に仕事を変えている方は、安定的と認められない可能性が高くなります。
また、カードローン審査で、安定的と認められる勤続年数は、基本的に1年以上、少なくとも6ヶ月以上ないと厳しいでしょう。
個人信用情報の確認
新生銀行のカードローンLや、系列のレイクALSAのカードローンに関わらず、銀行、消費者金融のカードローン審査では、個人信用情報が確認されます。
個人信用情報では、カードローン申込人の借入状況(残高、件数など)や、過去の延滞履歴、破産などの事故情報を確認することができます。
そして、個人信用情報で、事故情報や、延滞情報があった場合、申込時に申告した借入状況に嘘が認められる場合には、カードローン審査に通過できなくなります。
そのため、レイクALSAのカードローンに申込するには、既存借入の状況など嘘をつかず、正しく入力する必要があります。
さらに、既存借入があるなら、延滞にならないように、しっかりと返済を継続する必要があります。
☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による
借入可能額(最大) | 800万円 |
---|---|
適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査は最短30分、最短即日借入も可能 |
その他優遇など | 最大30日間金利0円 |
虚偽申告は絶対だめ
なお、レイクALSAに申込を行う場合、総量規制の対象になるからといって「年収を過大に申告する」、「就業状況で嘘を言う」、「既存借入を過少申告する」などの虚偽申告は絶対に行ってはいけません。
こういった嘘の申告はばれる可能性が高く、非常にリスクが高い行為です。
一度嘘がばれると二度とレイクALSAに申込ができなくなるだけでなく、ばれずに借入できたとしても、将来的に「詐欺」で訴えられる可能性もあります。
「年収」や「借入状況」などばれないと思っていても、銀行からの資料提出の要求や、個人信用情報の確認によってばれる可能性は十分にあります。
審査には通過したいのは当然ですが、嘘の申告によって審査に対応しようとする行為はやめておきましょう。
なぜ銀行カードローンを辞めたのか?
ここまでレイクALSAが消費者金融のカードローンであり、総量規制の対象であると説明してきました。
加えて、もともとの新生銀行カードローン(現在のカードローン エル)は新規申込の受付を停止していることもご説明しました。
なぜ、新生銀行はあえて総量規制の対象となるレイクALSAにカードローンを移行させたのでしょうか?
新生銀行が明確な理由を公表しているわけではありませんが、この原因は銀行カードローンの即日融資中止と自主規制の強化にあると考えられます。
大手銀行は金融庁や、利用者から総量規制の制限が無いことを良いことに、無制限な貸し出しを行っていると批判されていました。
その影響から、2018年に自主規制を強化して、実質的に総量規制に準じた運営を行うようになったほか、「即日融資」を中止するようになっているのです。
消費者金融カードローンでは依然として「即日融資」を行っています。
そのため、銀行業界の自主規制の強化によって、消費者金融よりも融資環境が悪化することを懸念したものと考えられます。
レイクALSAは「即日融資」を継続するために消費者金融カードローンに移行したということです。
レイクALSAのメリット・デメリット
レイクALSAのカードローンの特徴(メリット・デメリット)を整理しておくと以下の通りとなります。
メリット
- 即日借入が可能
- 審査基準は消費者金融に近く、審査に通過しやすい
デメリット
- 金利水準は消費者金融に近い(金利の上限が18%)
- 総量規制の対象(借入額は年収の3分の1まで)
こういった特徴をまとめると、レイクALSAのカードローンは、一般的な消費者金融のカードローンと考えて良いでしょう。
大手消費者金融(アコム、アイフル、プロミスなど)と比較して、借入金利や、借入限度額などは大きな差がありません。
つまり、「新生銀行系列の消費者金融」という安心感はありますが、借入条件、総量規制などの特徴に変化はありません。
大手消費者金融も都市銀行系列であることが多くなりましたので、どちらで借入しても条件に変わりはありません。
銀行カードローンのおすすめ
金利が低いカードローン、もしくは総量規制の対象外となるカードローンをお探しであれば、銀行カードローンを利用するのが良いでしょう。
2020年に最もおすすめしたい銀行カードローンをご紹介します。
アコムカードローン
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融です。大手銀行系列の消費者金融ということで安心して使えるのがメリットです。
加えて、無料で使える提携ATMが豊富ですので利便性も非常に高いのが特徴です。
来店不要、WEBからの申込で最短30分で審査が終了します。
アイフル カードローン
アイフルは消費者金融大手の会社です。TVでのCMも積極的に行っていますので、知名度が非常に高い会社です
アイフルも最短30分での審査回答、最大30日間の無利息キャンペーンを行っています。
☆アイフルのカードローン
☆審査はWEBで完結・来店不要
☆郵送物一切なし。誰にも知られずに申込も可能
借入可能額(最大) | 800万円 |
---|---|
適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査・融資まで最短25分 |
その他優遇など | 最大30日間利息0円 |
プロミス カードローン
プロミスはSMBCグループのSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)が提供するカードローン商品です。
プロミスは初回利用日から30日間無利息ですので、きっちり30日間の無利息キャンペーンを利用しやすいのが特徴です。
まとめ
新生銀行系列である新生フィナンシャルが取り扱っているレイクALSAのカードローンは、消費者金融からの借入であり、総量規制の対象になります。
また、レイクALSAは元々のレイクカードローン自体が金利高めの融資であったこともあり、金利水準などの条件は、大手消費者金融に近い内容となっています。
そのため、総量規制の対象外のカードローンを希望して、レイクALSAに申込するということはできません。
一方、元々新生銀行が取り扱いを行っていたカードローン「レイク(現在のカードローンL)」は銀行カードローンであり、総量規制の対象外です。
しかし、新生銀行のカードローンLは新規申込を停止しています。
既に契約している方や、過去に契約があった方からの申込、利用以外は受付していません。