カードローン審査に通過するには審査をする銀行や消費者金融から「安定した収入」があると認められることが大切です。では、そもそも、この「安定した収入」ってどういうことなのでしょうか?本記事はカードローンの審査で重要視される「安定収入」を解説します。
カードローンを利用したことはありますか。カードローンでは、審査結果によって、借入限度額や金利といった条件を決定します。借入限度額が大きくなった方が、金利は低くなるので、限度額は大きくなればなるほど、低い金利で借入できるようになるなど、借入条件は良くなります。
審査で良い条件を引き出せるのはどういう方なんでしょうか。申込案内には、「安定した収入」のある方って記載されていますが、この安定の本当の意味を紹介します。
審査で年収は重要な要素!
銀行カードローンの申込をすると、申込書に様々な情報を記載することを求められます。申込書に記載した情報と、個人信用情報などから、銀行内部でカードローン貸出の可否や、許容できる借入限度額について審査することとなります。
様々な審査項目のなかで、カードローンの審査で重要となるのは申込人の年収・収入です。年収はカードローンの審査で、最も重要な要素と言っても良いでしょう。
金融機関の審査において、年収・収入を見るポイントは、金額の大小と安定性です。年収は高い方がもちろん良いのですが、高ければそれだけで良いという訳ではありません。収入は安定性が低いと、審査において良い結果は得られません。
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安定性ってなに?
銀行カードローンの審査で、重視されるのは「収入の安定性」です。年収が低い方には、それに応じた限度額を設定するので、低いからといってカードローンの審査に通過しないというものではありません。
そのため、正社員に限らず、パート・アルバイトの方でも、就業していて収入があれば、カードローン審査に通る可能性は十分にあります。しかし、収入の安定性が低いと、カードローンの審査には通過できなくなります。収入の安定性が低い方というのは、今は、働いていて、収入があるとしても、1年後、2年後には、その収入が継続しているかどうかが、解らないといことです。
例えば、プロスポーツ選手や、芸能人など、爆発的に収入が上昇することもありますが、1年後に現在と同様に成功しているかは解りませんよね。
怪我が響く職業や、人気の流行り廃れがある職業は、借入に向いていません。また、株式投資や、ブロガー、ユーチューバーなども同様に、安定性は低いと判断されるでしょう。一般的にある雇用形態のうち、日雇いや、短期バイトなども安定性は低いと考えられます。
仮に、才能があって、若くて、月収100万円を超えたという方でも、銀行のカードローンを始めとする借入には向いていません。
安定性の高い方は誰!?
一方、銀行の審査で評価が高くなる、安定性の高い方とはどんな方なんでしょうか。借入を利用しやすい人になろうと思えば、銀行が安定性が高いと判断する職業に就けば良いことになります。
答えは簡単です。
それは一般的な企業に勤めている「サラリーマン」や「公務員」です。それも、まじめで、転職せずに、1つの会社で働き続ける方が理想です。この模範的な方こそが、銀行の審査で、もっとも評価される安定性の高い申込人ということになります。
フリーターや、アルバイトも真面目に働き続けている方は、借入することが可能ですが、やはり、正社員ではない分、契約や法律上、正社員ほど雇用が守られていない分、安定性は低いと判断されます。
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自営業者は不利!?
例え、勤続年数は長くても、自営業をされている方や、中小企業のオーナー社長などは、銀行や消費者金融の審査からは安定性が低いと判断されます。世間でもてはやされる「社長」ですが、銀行からお金を借りるといった面から言えば、実はサラリーマンより、評価が厳しく不利になります。
自営業や、社長などは、成功してお金持ちという方がいる反面、失敗して倒産する方もたくさんいます。また、成功している会社であっても、小規模な会社が長い期間成長し続けることは非常に難しいものです。
そのため、経営者というのは、かなりハイリスクな職業であり、銀行の長期融資の観点からは、貸しづらい相手ということになります。
仮に会社が倒産すると、雇われていたサラリーマンは再就職すれば済みます。一方、社長は事業資金借入の保証人になっていたり、再就職が難しかったり、その後の収入が厳しくなってしまいがちです。そのため、サラリーマンのように、簡単にやり直しがきくというわけにはいきません。
さらに、サラリーマンの給与は、会社の業績が悪化しても大きくは変化しませんが、自営業者や役員の給与は大きく変動します。景気変動などで会社の業績が大きく変わると、役員や自営業者の収入も変動してしまいます。
年収の高さは安定性にもつながる
年収のポイントは収入の安定性にあると言いましたが、年収が高いことが、借入時の審査で無意味かと言うと、そんなことはありません。審査においては、収入の安定性に加えて、年収の高さも重要なポイントとして評価されます。
会社員の場合、年収の高さはその方のスキルや能力の高さを測る尺度になります。つまり、会社員の場合、年収が高い方は、その会社がつぶれて転職しても、そこそこの収入はもらえるのだろうと推測できます。
そのため、銀行や消費者金融は年収の高い方に借入してもらえば、銀行としても大失敗(全く返さずに延滞)する可能性も低いと期待できます。やはり、年収が高い方の方が、大きな金額を借入できますし、審査にも通りやすくなります。
カードローンのおすすめ
これからカードローンで借入を検討されている方へのおすすめです。
カードローンを利用するなら金利の低い銀行カードローンと、少し金利は高めですが審査に通りやすい消費者金融が選択できます。
楽天銀行カードローン
銀行カードローンを利用するなら楽天銀行カードローンがおすすめです。
ネットからの申込で手続きが完結できますし、カードローン業界トップクラスの低金利で、最大800万円までの借入限度額を利用できます。
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・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要
アコム
消費者金融のカードローンで最初におすすめするのはアコムです。アコムは大手銀行系列である三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融です。そのため、消費者金融からの借入が不安と言う方にもおすすめです。
アコムでは最短30分での審査回答や、即日借入にも対応しています。そのため、アコムは急いで借入したいという方にもおすすめのカードローンとなります。
☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による
借入可能額(最大) | 800万円 |
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適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査は最短30分、最短即日借入も可能 |
その他優遇など | 最大30日間金利0円 |
SMBCモビット
SMBCモビットはSMBCグループの消費者金融です。
SMBCモビットの特徴はWEB完結申込が可能ということです。WEB完結申込を利用すれば、職場や自宅への電話連絡や郵送物不要で借入申込ができます。そのため、職場の同僚や、ご家族に借入を秘密にしたいという方におすすめのカードローンとなります。
誰にも知られずにカードローンの申込をしたいという方にはSMBCモビットがおすすめです。
☆SMBCグループ
☆WEB完結申込なら「来店不要」「郵送物なし」「電話連絡なし」で申込完結
☆誰にもばれずに申込したい方にも最適
借入可能額(最大) | 800万円 |
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適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 10秒で簡易審査・即日借入可能:*申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱いとなる場合があります |
まとめ
銀行や消費者金融から借入するにあたっては当然ながら審査に通過する必要があります。銀行や消費者金融などで個人が借入する場合、それぞれのホームページなどには、借入申込できる方の基準として「安定的な収入のある方」と記載されています。
今回は、この「安定した収入のある方」について解説しました。今すぐ、借入する必要はなくても、住宅ローンやカードローンなど、いつかはお金を借りる機会があるかもしれません。そのため、大部分の方は審査で求められる「安定した収入のある方」がどういった方なのかを理解しておいた方が良いでしょう。
また、ご自身の「収入の安定性」を高めるように、意識しておくことはとても重要です。
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